あらいくまたんです。
《^=・(⊥)・=^》
職場に、毎日決まった時間に来てくれて、決まったものを受け取り、決まった場所まで運んでくれる運転手さんがいます。
その中の一人のおっちゃん。
入ってきても挨拶もなく、ぶっきらぼうに受け取り、ささっと出ていきます。
急ぎの案件で、もう少しで渡せるから少しだけ待ってほしい時がたまにあります。
他の人なら「いいよ」と待ってくれるところ、そのおっちゃんだけは絶対に「無理」といって待ってくれない。
車を停めているから待てない、という気持ちはわかる。
でも、その道路はあんまり車通りがないんです。
しかも一方通行で、停車中の車の横をもう一台通り抜けられるだけの道幅もあり。
だからちょっとくらい待ってくれても誰も困らない。
他の人なら、軽く雑談をしたりするのに、そのおっちゃんだけは一切ナシ。
ある日、事務さんの中の一人が、「私の力でおっちゃんをふりむかせる!」と意気込みました。
作戦はこうです。
●とびきりの笑顔で話しかける
●私があなたと話したいと伝える
●来るたび毎回ちょっとしたお菓子を渡す
おっちゃんが来て、いつも通りサーーーーっと出ていこうとした瞬間、
「私どうしても話したいんです!!!」と半ば叫び。
おっちゃんギョッとして振り返る。
「これ、食べてください!」
おっちゃんおそるおそる受け取る。
ゴニョゴニョして行ってしまいました。
でも、確実に記憶に残るやりとり。
その日を皮切りに、毎回、誰かが何かしらのお菓子を手渡し、なるべくこちらから話しかけるようにしていました。
たぶん1カ月くらい過ぎた先日、
おっちゃんが入ってくる時に「こんにちは」と言ったんです!
そして「これ食べます?」とアメを1個差し出すと
「優しいなあ!」とのコメントが!!!
態度があきらかに軟化しています!!!
おっちゃんが出て行ってから、皆沸きました。
「今、優しいなぁって言ったよね?」
「笑顔だったよね?!」
「入ってきたとき、挨拶してたよね??」
「『優しいなぁ』ってうれしそうに言ったよね?!」
本当はこの先、どうしてもちょっとだけ待って欲しいときに待ってくれるようになるのかが、最大のポイントなのです、
でも、確実に良い方向に変化し始めたおっちゃんとの関係に、目が離せません(笑)
信頼関係を築くのに、お菓子と笑顔と毎日の声掛けが有効だった話でした。



