
あらいくまたんです。
《^=・(⊥)・=^》
久しぶりの鉄くんの小爆発。
鉄くんからの要求は
「その怒ってる顏をやめて!」
「もっと褒めて!」
でした。
でもね、
自分に少しでも非があって、
誰かを怒らせちゃった場合
それを察知した子は
そのあと怒られないように
少しでも相手の機嫌が直るように
その瞬間から必死でやるよね?
鉄くんは、幼児期から、
それが全くできない子だった。
相手が『怒ってる』と感じた瞬間
パニックになって泣き叫ぶ
または怒り狂う。
しかも、その鉄くんが感じる
『怒ってる』は
たいていまだ怒ってない状態。
残念だったり、
悲しかったり、
心配だったり。
これを一律にみんな
『怒ってる』に解釈されるのが
正直、今まで一番つらかった。
このズレを埋めていかないと、
社会で生きていけないよ?
何度となく、その話はしてきたけれど
鉄くん一度発火すると、
しばらく手が付けられなくなるから
一度も最後まで聞いてもらったことはなく。
静かに静かに話す。
🐻鉄くんは前から、
お母さんがニコニコじゃなく、
無表情になったとき、すぐに
「怒ってる!その顏やめて!」って言う。
それは普通の感覚とは違うんだよ。
ふつうが真ん中のゼロで、
ニコニコが右に100、
怒ってるのが左に100だとするでしょ。
無表情とか、ちょっと顏が曇るとか、
そういう時はせいぜい左に5くらい、
ほんのちょっとズレただけなんだよ。
むしろ左に100までふりきれないように、
自分で抑えていることを、
こっちが褒めて欲しいくらい。
ふつうの人は、そこで、
「ああ、マズイな、このままだと
怒らせちゃう」って感じて、
すぐにやり始めるの。
そこでやり始めてくれたら、
すぐに右に100まででも、
ニコニコになれるの。
心から、褒められるの。
それなのに鉄くんはそこで
「怒らないで!」って逆切れして
やらなくなる。
だから、完全に相手を怒らせちゃう。
受け取り方がズレているんだよ。
鉄くんが映画見るたびに、
揺れる気持ちが
それぞれ何なのかわからなくて、
パニックになっていた時。
うれしい、かなしい、怖い、
不安、怒り、感動、って
それぞれの感情の種類を教えたよね。
嬉しくて喜んでいい。
悲しくても感動しても泣いてもいい。
一緒にハラハラドキドキしていい。
理不尽なことに怒ってもいい。
その気もちを言葉にして練習していって、
今では映画を楽しくみられるようになったよね?
鉄くんだけじゃなく、
他人の感情にも、
種類と程度があるんだよ。
ニコニコじゃなかったら
左に100で怒ってる
なんていうことは、ないの。
さっきのお母さんの顔は、
「残念だな」って思っている顔。
せいぜい、左に5くらいだよ。
怒っていないよ。
そこで鉄くんに
「怒らないで!その顏やめて!」
って言われて、初めてイラっと
怒り始めるの。
「残念だな」って顏の時に、
鉄くんが「マズイな」って反省して
あやまったり、その場ですぐに
やり始めてくれたら、
すぐにニコニコ褒めちぎることが
できるんだよ。
鉄くんには、お母さんの表情は、
右に100のニコニコか、
左に100の怒ってるかの
どっちかしかないように見える?
真ん中のゼロの時もあるし、
右に50くらいのおだやかな時も、
左に10くらいのムッとしたくらいの時も、
それぞれの中間のときも、
いろんなパターンがあるんだよ。
それを全部ひっくるめて、
鉄くんに「怒ってる!」って
決めつけられちゃうのが、
お母さんはずっと辛かったんだよ。
ぷーさんを持って
静かに聞いていた鉄くん、
ぷーさんの手を上にあげて
🚆ぼく、わかった。
🐻ホントに?
なら、お母さんが「残念だな」って
思っている顏に気付いたら、
鉄くんはどうすればいいの?
🚆ヤバイ、このままだと
怒らせちゃうって思って、
すぐにやり始めればいい。
🐻そうそう!そうしてくれたら、
「残念だな」って
左に5だけ動いた気持ちが、
すぐに右に100まで振り切れて、
ニッコニコになると思うよ。
🚆ぼく、わかった。
やってみる。
え、通じた?!
ちょっとびっくり。
つづきます



