
あらいくまたんです。
《^=・(⊥)・=^》
たまたま母が図書館で手にとり、何故か鉄くんが最近ハマった作家さん、濱野京子さん。
何で鉄くんに響いたのか、よくわからないのです。
今のところ、読んだ本が全部良いようなので、図書館にある分は全部読破しようと思っています。
母が全部の本を読み切れていないのですが、鉄くんに響いたのはどういう部分なのかを、母も全部読むことで探っていきたいと思っています。
母も読了して、なかなか良かったものからご紹介します。
この川のむこうに君がいる ー 濱野京子(著)
梨乃は、あえて同じ中学出身者のいない都内の高校を選んだ。それは、3.11の被災者であることを隠し、高校生活をまっさらな状態で始めたいと思ったからだ。大震災から三年後の、被災地から遠く離れた場所で、若い心の軌跡を追う物語。
Amazonブックレビューより
鉄くん自身が、感想を語ってくれるといいんだけど、何にも話してくれないので、母の感想を。
被災者と非被災者の間の意識のズレ。
被災者同士でも、被災の程度により大きな溝があり、お互いが気を遣う。
その象徴ともいえる、川の存在。
川のこちら側と向こう側で運命が分かれた、現実。
被災者であることを隠したい人、オープンに話して、乗り越えようとする人。
それを知った周りの反応の違い。
繊細な心を描写していて、ハッとさせられます。
この本を鉄くんと母が二人とも読んでいたからこそ、できた会話がありました。
松江塾の三語短文で、『機転』の使い方が腑に落ちない鉄くんに、この本のワンシーンを話して、
「あの時の彼の行動こそ、機転を利かせた行動だよ。ああいうことのできる人が、機転が利く人っていうんだよ。」
この本のおかげで、鉄くんにストンと入った語彙でした。
他の本も母が読むことで、こういうやり方で語彙を増やすこともできそうなので、ブログ徘徊を減らしてでも、読書の時間を増やしたいと思います。



