あらいくまたんです。 《^=・(⊥)・=^》
10月初旬に行ってきた立山黒部アルペンルートの旅行記の続きです。
室堂からの散策を終えて、大自然を満喫した後は、この度の目的の一つ、引退が決まってラストランを控えているトロリーバスに乗ること。
立山黒部アルペンルート公式ページより
立山室堂から大観峰まで立山トンネルトロリーバスで10分
立山トンネルトロリーバスは日本で唯一のトロリーバスですが、2024年11月末日で引退が決まっています。
12月~翌年4月中旬は立山黒部アルペンルートそのものが冬季閉鎖され、厳しい冬を越します。
来年4月にはトロリーバスの代わりに電気バスが走る予定です。
平成30年11月30日までは、黒部ダムから扇沢間のトンネルも、トロリーバスが走っていましたが、こちらは先に引退して、平成31年から関電トンネル電気バスが走っています。
このトロリーバスにも、子供達が生まれる前に乗っていました。その時は富山側にはいかず、長野側から黒部ダムまで行って、来た方向に戻るルートで観光しました。
トロリーバスの見た目、乗り心地は普通のバスです。
動力は電気で、トンネル内の電車線からトロリーポールで電力を得て走ります。
トロリーポールと電車線も鉄くんが一生懸命写真にとっていたんですが、暗くてブレてちゃんと撮れませんでした~。
開通当初はディーゼルエンジンで走っていたけど、排ガスがトンネル内に充満してしまうから、平成8年からトロリーバスに変わり、環境保全に一役買っています。
トンネル内をひたすら走るので、とても地味です。
途中一カ所ですれ違います。ここ以外は1台が通れるスペースしかありません。
約10分。あっという間に大観峰に到着です。
大観峰(だいかんぼう)2316m
大観峰は断崖絶壁にせり出すようにして建っているので、屋上以外、外には出られません。
「展望台まで54段です」という文字が貼られた階段を上っていきます。
「がんばれ!」「もうすぐだよ」とカウントダウンされて「0」までいったあと、「すいません!あと5段ありました」とすかされます(笑)
かなり息が切れたのは高地だから!と思う事にしましたよ。
駅の屋上展望台から黒部湖や後立山の大パノラマを一望することができます。
展望台がひな壇状になっています。
展望台を入れないように撮影すると、こんな感じ。
黒部湖がエメラルドグリーンの独特な色彩を放っています。
振り返るとそちらは後立山連峰が。
天気が良くて良かった!!
これから乗る立山ロープウェイがかすかに映っています。
次はロープウェイと黒部ケーブルカーです!
黒部ダムはもうすぐです!