あらいくまたんです。
映画館への挑戦を増やす
すずめの戸締まりを予告編で全拒否したものの、映画館で見たあとは「見て良かった」を連発していた鉄くん。
これまでは年に一回正月に映画館に行き、他は家でDVDを見ていましたが、この年は映画館挑戦を増やすことになります。
鉄くんへの対策というより、親がどうしても今、映画館で見たい映画があったからの方が大きかったのですが、、、。
それは何でしょう?
『BLUE GIANT』を都内の映画館で
オットセイが「音楽好き仲間が皆口をそろえて大絶賛している映画がある。どうしても今映画館に見に行きたい」と言い出しました。
我が家はこの原作漫画を誰一人知らなかったので、映画の話も知らなかったのですが、皆音楽好き。
オットセイは昔録音を仕事にしていたこともあり、今でも地元のイベントでPAとして手伝いをしたり、DJもやっていたりするのでした。
音楽はオールジャンルかなり詳しい。
あらいくまたんは大人になってからジャズピアノを習っていた時期があるのでした。
自分で即興演奏やアレンジは得意じゃないけど、ジャズアレンジされた楽譜を弾くのが大好き。
好きなジャズピアニストはキースジャレット、上原ひろみ、小曽根真などなど。
彼らのライブにも夫婦で何度も行っています。
『BLUE GIANT』ちょっと調べたら、音楽を上原ひろみが担当。
ピアノ演奏担当も上原ひろみ。
ジャズの話。
もう行かない理由がない!
いつも見ている地元の映画館では夜の上映しかなく、都内の映画館まで電車で見に行くことになりました。
鉄くんは音楽の話ということで、そんなに拒否なく、しかも電車でお出かけということで、そちらを楽しみにしてくれました。
感動の涙を何度も流す
ほぼ予備知識ゼロで見た『BLUE GIANT』でした。
もともとの話も素晴らしい上に、上原ひろみの音楽がさらに世界観を完璧に表現し、演奏も最高!
そして両親ともにブルーノート東京にも何度か行っているので、この話への共感度も半端ないのです。
ほとんど本物そっくりそのまま描かれているのですから。
鉄くんも、他の家族3人とも、
大迫力の映像にも大音量にも圧倒され、
努力の積み重ねに感心し、
話に惹き付けられ、
音楽に魅了され、
演奏に感動し、
ピアニストの大怪我に大号泣し、
ふたりだけのブルーノート公演にハラハラし、
三人揃った演奏にあらためて大感動して
ずーっと涙でぐちゃぐちゃになりながら、堪能しました。
終わってから、誰も動けませんでした。
1日分の体力気力を使い果たし、呆然としていました。
続きます