あらいくまたんです。
《^=・(⊥)・=^》
ピヨ子の学校の合唱祭が終わりました。
中高合同でやるのですが、中1、中2は学年合唱を有志発表の扱いで発表するのみ。
審査対象ではありません。
中3から、クラス発表となり、高校生と同じ土俵で審査対象となります。
高校生は制服がなく、各クラスが歌にあわせて様々な衣装で趣向をこらします。
中学生は制服参加。ポロシャツか白シャツかを選ぶくらいのバリエーションです。
ピヨ子は3年間、毎年合唱祭のホームルーム代表という立場に立候補しました。
選曲のやり方とか、練習の仕方などを仕切る立場。
中1のときは、頑張って練習したのに、合唱祭の週になってコロナ流行により学年閉鎖。
ピヨ子の学年だけ不参加となりました。
中2では、YELLを歌い、直前に京都奈良の学習旅行が入ったり、練習日程がタイトすぎるなか、直前まで歌が仕上がらずヤキモキ。
3日前に撮ってきた動画を父母でダメ出しをして、そこから修正を重ね、なんとか仕上げて結構感動する歌を披露しました。
そして中3。
選んだのは「春愁」(ミセスグリーンアップル)
すごく難しいわけではないけど、「大嫌いだ」「大好きだ」という強い言葉をどう歌い分けるか、がポイントかな~と思っていました。
また3日前に初めて動画を見せてくれました。
父母からのアドバイスは中2の時と同じ。
「出るとこは出てる。ひくとこをひけ。」
でも、その時にとても好感が持てた部分を褒めました。
合唱って、直立不動で歌うのか、みんなで動きを合わせるのか、自由に揺れたりするのか、で見た目の印象がかなり変わります。
その動画の中で、ピヨ子のクラスメイトは個々人の感じ方で皆違う動きをしながら自由に手が動いたり顔を動かしたりしていました。
そして視線は皆指揮者に集中。
これが、ものすごく好感度高かった。
丁寧に歌詞をかみしめながら感情をこめている感じが伝わる。
それを伝えると、ピヨ子が
「もともとテノールが高い音うまく出せずにいて、手をつけると出るってアドバイスしたのがきっかけで、自由に動いていいことにした」
と。
最近の高校生、バッチリダンスを入れたり、全員がこぶしをふりながら歌ったり、という演出が多く、こういう自由な動きって逆にすごく新鮮でした。
当日。中高生だけで会場は満席なので、親は入れません。
そのかわり、動画配信があります。
仕事を休んで、バッチリ見ましたよ。
今年は全体的に、レベルの低いクラスはあんまりないかわりに、とびぬけて上手いクラスもないなー。と思って聞いていました。
特に高3が、毎年高3がよく歌う曲そのままのラインナップで、新鮮味に欠ける。
そして力強く迫力で歌う演出ばかりで、ちょっと飽きがくる。
そんな中、「かわいくてごめん」を歌ったクラスが圧巻でした。
女子も男子も色とりどりのふわふわミニスカートで、1列ずつ前に出てきて一糸乱れぬダンスも披露。
カワ(・∀・)イイ!! 歌も上手い! ダンスもすごい!
そして最後の1列だけ、サイリウムを振り回してオタ芸を披露。
すごすぎる!!!笑いもとったし、感嘆の拍手も!!
そしていよいよピヨ子のクラス!
3日前の動画からは想像もできないくらい、良くなっていました。
自由な揺れ方もとても良い!
盛り上がって、2コーラス目に入ってスッとまた弱くなる。
これができなくて苦労したけど、前日にやっとできるようになったそうで。
鳥肌がたちました。すごい!よくここまで仕上げた!
家で学校から帰ってきた鉄くんと一緒にみて、二人で大きな拍手を送りました。
全校生徒による投票。
昨年、投票集計のアルゴリズムミスにより、当日発表した1位と2位があとから覆る、という失態があったため、今年は発表は別日になりました。
各賞は毎年ちょっとずつ変わったりしていますが
今年は以下の5つの部門賞がありました。
全校生徒の投票により決まる、総合順位
音楽的な部分を外部の審査員も呼んで審査する音楽部門賞
舞台演出賞
指揮者賞
伴奏者賞
過去の合唱祭で、中学生の受賞はなく、最高順位が総合順位9位。
なんと、ピヨ子のクラス、中3で音楽部門賞で1位に輝きました!!!!
高校生全クラスを抜くという快挙!!
よくやった!
審査員の先生の講評で
「強いフォルテは、びっくりはするけど、感動はしない。
感動するのは、弱い弱いピアニッシモの表現だ。」
と言っていたそうなのです。
私も鳥肌が立った、1番のサビで盛り上がったあとの、2番の入りの弱音。
そしてこの歌、弱音の「大好きだ」で終わるんですよ。
中学生でも、そこが表現できて、そして正当に評価されるって素晴らしい✨
私もとても嬉しかった。
おめでとう!ピヨ子🎊
なんだかまとまりのない文章になってしまった。
まあ、いっか。
ああ、いいもの聞かせてもらったな💕