あらいくまたんです。
《^=・(⊥)・=^》
少ない練習時間の中で、仕上がらない曲。
あれもこれも、は無理。
最優先事項はメロディラインを浮かび上がらせ、それ以外のパートは引く。
強弱が一番大事!
練習時間になってから説明してたら、それだけで時間が終わっちゃう。
チームスで練習のポイントを事前に流す。
歌詞を3色に色分けして、メロディラインのパートはどこかを視覚化。
練習前に全員がそれを把握してくること。
パート練習10分のあと、全体練習。
このメロディラインと強弱の意識だけで、見違えた!
ハモリの音程が~とずっと気にしていた部分も、気にならなくなる。
皆が、それを実感。
これなら何とかなる!
さらに、日曜に学年80人のうちの有志15人くらい、カラオケで闇練。
ソプラノの高温の練習とか、ハモリの確認とか、真面目に練習したみたい。
そして、本番前最後の体育館練習の様子を動画で撮ってきて見せてくれました。
皆の表情、最高!青春だね✨
もう一つ、親から最後のアドバイス。
Cメロでガラっと曲調が変わる。
ここをガラッと変えられるかで後半の締まりが変わるよ。
そこで多分一番大事なのは、音の長さ、切り方だと思う。
特に、合いの手を入れるテノール。
ベタっとのばさない!
これは、本番のリハーサルの時でも、ちょっとした意識で変えられるポイント。
あとは、本番の舞台に並ぶとき、どうしてもギュッと寄りがち。
寄ってるとみっともないから、指揮者がセンターラインしっかりキープして、等間隔に並べるように。
あとは、楽しく歌ってきな!!
保護者は家で配信を見る
残念ながら、保護者は会場に入れません。
その代わり、ユーチューブ中継あり。
テレビに映して、かじりついて鑑賞しましたよ。
午前中からの合唱祭でしたが、あらいくまたん仕事は半日普通にやり、帰ってから後追いでユーチューブ視聴。
舞台の入退場にそれなりに時間がかかるので、そこを飛ばしながら追いつき視聴をして、丁度終わる頃に追いつきました。
鉄くんも一緒に見ました。
長かったけど、二人で興奮しながら見ていました。
審査はこんな感じ
中学生は、中1、中2は学年発表で審査集計中に発表するのみ。
中3だけ、クラス発表で高校生と同じ土俵で審査対象。
高校生は衣装も揃えて気合十分。
去年より、ウケ狙いの発表は減って、真面目な合唱曲が増えました。
去年までは、音楽に詳しい審査員が音楽的に審査をして、優勝を決めていました。
そのほかに、全校投票で衣装賞と、栄誉賞の選出がありました。
今年は、審査方法を大幅に変更。
中学生を含む全校生徒が審査員となり、オンライン上で集計して優勝を決め、衣装賞と栄誉賞は廃止になっていました。
へぇ~。去年のライオンキングの衣装、すごかったし、衣装賞を狙いにいってしっかりとっていたし、感心したけど~衣装賞なくなっちゃったんだ。ふーん。
しかも、全校生徒が審査員って、キケンな感じがするなぁ。
音楽的に素晴らしい曲より、わかりやすく迫力のある演奏が選ばれがちよね。
大丈夫なのかなぁ。
ピヨ子達の練習の成果は?
高校生と中3の全ての発表が終わり、全校生徒による審査の入力送信後、閉会式までに集計作業をしている間に、審査対象外の中1と中2の学年発表と、有志発表があります。
去年はピヨ子の学年だけ、コロナで学年閉鎖になったしまったので、ピヨ子達も舞台に立つのは初めて。
アドバイス通り、入場中から指揮者がセンターラインを指示して、学年全員が舞台に
キレイに並びました。
静寂の中、YELLのピアノ伴奏が流れ、ソプラノ、アルト、テノールと順番に入ってきて、最初のハモリ~
ちゃんとメロディーラインが浮き立って、キレイ!
あーもうウルウルしてきました。
メロディラインがソプラノ以外のパートに移っても、ちゃんとメロディーが引き立ってる!
ソプラノのアーののばし、うるさくない!
Cメロの音の切り方!お!!いいね!
うん!とってもとっても上手!
感動!!!!
まわりからの評価は
2期上の先輩たちが『YELL』を選びながらも途中であきらめた、その曲を仕上げたということで、現高1の内進生たちからの絶賛の声がかなりあったそうです。
学年主任の国語の先生は、リハーサルの時、最後の最後まで少しでも良くしよう、と頑張った幹部たちの導き方、最後の学年全体でのまとまり方をすごく評価してくれたそう。
学年副担任の英語の先生は「約束したんだ」のこの学年の歌い方が、とても嫌いだったと。でも本番を聞いて、ものすごく良くなっていて、今まで聞いたどの『YELL』よりも感動したと。
歌い終わって退場する間に、友だち同士でもやり切った満足感であふれていて。
ピヨ子たち幹部も、感無量。
とても心に残る、合唱祭になったようでした。
つづきます。