あらいくまたんです
ずいぶん前に
ボネ子先生のこの記事を見てから
ずっと書きたかったことが
3つほどありまして(←多いなオイ)
シリーズでお届けしようかと
思っております
あれはピヨ子が
小学3年生の秋のことじゃった
(↑憧れのフレーズ(*≧∀≦*)使っちゃった)
合唱祭のピアノ伴奏の
オーディションに挑戦することになった話~
あらいくまたんはピアノ弾く人で
中学~高校まで
ほぼ毎年ピアノ伴奏をしていました
小学生の頃は真面目に練習しない人
だったのでちゃんと弾けませんでした
あの時代は
クラスでの合唱が当たり前でしたが
ピヨ子の小学校では
学年全体で歌う全体合唱のみで合唱祭が
行われます
そのかわり2曲やったりすることは
ありました
家にピアノはあるし
あらいくまたんもよく弾いていたので
ピヨ子もメロディーだけ弾くのなら
それなりに弾けるものもありました
だから
幼稚園の時の鼓笛パレードでは
一番目立つ
電子音で爆音で流れるエコーという楽器で
鼓笛を引っぱったりはしました
しかし両手でちゃんと弾くピアノは
2年生の夏に習い始めたばかりで
一回発表会を経験したものの
人前でピアノを弾いた経験値はそれだけ
でもスジは良くちゃんと練習続けていけば
結構弾けるようになると思える感じ
そんな状態での
3年生の秋
合唱祭のピアノ伴奏募集に
ピヨ子が立候補しました
曲は2曲
伴奏立候補者は5人
2年生のときに伴奏をやった
超ピアノがうまい子は
この時は指揮者に立候補したため
伴奏からは外れていました
チャンスです
まずどちらの曲を選ぶか
1曲目の方が
明らかに伴奏の難易度は低く
自信ない子は間違いなくこっちを
選ぶだろうなぁと予想されました
2曲目は
途中で曲調が変わって
伴奏パターンが
3パターンくらい変わる曲
そしてピアノだけの間奏が
2ヵ所も入っている
なかなかチャレンジャーな曲でした
あらいくまたんの戦略としては
競争率低そうな2曲目を選び
とりあえずオーディションまでに
止まらずに弾けるところまでもっていき
オーディションに通った上で
さらに約3週間後の本番までに
ちゃんと仕上げまで持っていこう
譜読み苦手なので全面的につきあう
とにかく時間はないので
練習は効率重視
ピアノレッスンも
オーディション終わるまでは
全面的に協力してもらい
なんとか
止まらずに弾けるところまで
たどりついたのですが
メトロノーム必須で
自分でテンポキープはまだ無理
な状態でオーディション当日
一応メトロノームを持参し
使わせてもらえないか聞いてみたが
ダメと
結果
1曲目に4人チャレンジし
1人合格
2曲目はピヨ子1人だったが
合格ならず
そのかわり
10日後に再オーディションをすると
しかも1曲目に不合格だった子も
やりたければ挑戦して良いと
2人は諦め
1人は挑戦するという
いやいや10日間じゃ無理でしょ
かえって可哀想だ
と思いつつ
ピヨ子もあと10日間でなんとかしないと
しかも
テンポを一定にすること
もっと大きく元気な音で弾いてくること
ペダルをつけることが条件。
足使ったことないし
ピアノのペダルって
音が変わる瞬間に
踏みこむんじゃなくて
ペダルをあげないといけない
それが理解できなくてギャンギャン。
ピアノの構造を教えて
フタをあけてペダルの動きを説明し
ペダルふんでる間は弦が震えっぱなし
ペダルあげるとフェルトが弦に触れて
音が止まるってことを理解させました。
理解しても
足が思うように動かずギャンギャン。
一度はパニックになって
全然弾けなくなり
もうあきらめようかと思いましたが
それでも泣きながらよく頑張り
再オーディションには合格。
でも本番まで一週間しかない。
テンポキープと
どこで止まっても
どこからでも弾き始められるように
いろんな場所から
あらいくまたんが歌っているのに
あわせて弾き始める練習も。
毎日学校でも家でも練習し
前日もまだ
良い時と悪い時の
触れ幅が大きすぎて心配でした。
そして迎えた本番
なんとミスって伴奏とまってしまい
こっちの心臓が止まるかと思いましたが
どこからでも弾き始められる練習
だけはしていたので
なんとか復活し
そこからラストまでは
ノーミスで弾ききりました。
止まった時間は
あとからビデオ確認したら2小節間くらいで
問題なし!
そして一回止まったことで
まわりの親から
止まったのに復活できるなんて
本当にスゴイ✨💍✨
とかえって高評価をいただき
ピヨ子の自己肯定感向上に
大きく貢献した想い出となりました。
あの一ヶ月
伴奏練習しかやりませんでしたが
大きな壁を乗り越えて
ものすごい成長をとげたので
大満足でした。
無謀と思えるような高い壁も
あきらめず挑戦することで
大きな飛躍につながるんだと
学んでくれていたらいいなぁ。
そしてこのあとコロナでずっと
合唱祭は中止
やっと再開した年は
ピヨ子6年生のこの話に続くのでした🎵
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