あらいくまたんです。
映画を見ると必ずパニックになって泣き叫んでいた鉄くんが、苦手を克服していった記録です。
■こちらの記事の続きです■
『ウィッシュ』を見ると決めたら、自分からリサーチ開始
冬休みには映画館に『ウィッシュ』を見に行こう、と決めたら、鉄くんは自分から検索して曲を毎日聞いて、歌詞も調べて熱唱するようになりました。
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スターという星のキャラクターをすぐに気に入り、「このぬいぐるみをお年玉で買いたい。」と熱心でした。
値段も調べて「こんなに高いの~?!」とびっくりしていました。
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「もう売り切れているかもしれないよ。あんまり期待しすぎないでね。」
元日に行くことも決まっていたので、「はやく〇日後にならないかな~。楽しみでしょうがない♪」と毎日のようにカウントダウンしていました。
映画館に行く前から、見るのが楽しみにできる日がくるなんて、夢のようでした。
初めて「ワクワク」の状態で映画館に入った
今までは、映画館に入る段階で「大丈夫かな。最後まで見られるかな。」という不安が少なからずあった鉄くん。
今回は心から楽しみにしていたので、不安要素ゼロで映画館に入ることができ、予告編上映中も楽しみに待てました。
そして、本編前の同時上映の短編『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』で一気にディズニーの世界へ。
この中にも、鉄くんがパニックになりながらも苦労して見てきた作品のキャラクターがたくさん登場しました。
となりの鉄くんを見ると、心から楽しんでいるのがわかります。
本編上映前から、いろんな意味で感動の涙をためたあらいくまたんなのでした。
もう手を握らなくても心配ない
本編が始まり、もちろんハラハラドキドキの展開も出てきますが、数年前ならここでもパニックになっていた鉄くんが、次の展開を心待ちにしているのがわかります。
手を握って落ち着かせる必要もなくなりました。
上映が終わり、いつものようにエンドロールの最後まで見て、照明がついて他の客がほとんど帰ってから初めて、我が家4人が動き始めます。
鉄くんの表情を見ると、晴れ晴れしていました。
泣いたあともありますが、純粋な感動の涙です。
「楽しかった!!!!」
鉄くんが映画苦手を完全に克服した瞬間でした。
この先は本人の趣味で選べばいい
克服したとはいっても、いたって平和なディズニーの映画です。
もっともっとスリリングな展開の映画や、ホラー映画はまだまだハードルが高いとは思いますが、ホラー映画はあらいくまたんも好きじゃないし、それは趣味の問題ですよね。
でも、5年前はハウス名作劇場の『牧場の少女カトリ』で開始12分でパニック泣きしていたのです。
あの頃は、5年後に映画館で、晴れ晴れした表情で「楽しかった」と言う鉄くんなんて、想像できませんでした。
諦めて映画を遠ざけていたら、今でも変わらなかったと思います。
手探りでいろいろやってきた取り組みが、間違いではなく、苦手を克服できて本当に良かったと思いました。
ブログをやっていなかったら、この話をきっちり記録しておくこともなかったでしょう。
デジタル母子手帳としてブログをやっていてよかったです。
次回、この一年間の急成長の考察をしてみたいと思います。
もう少しお付き合いください。