中2小4 松江塾ママブロガー あらいくまたんの笑門来福【初代公認】

毎日が闘いの日々。毎日笑うことを目標に綴ってみよう。当ブログはプロモーションを含みます。

【動画貼り付け】自撮り動画をはてなブログに貼り付ける方法~StreamableとGoogleドライブ~
【ランドセルリメイク】6年間の思い出が革製品に生まれ変わり届きました~
中1で英検準1級合格おめでとう🎉
英単語を1ヶ月で1000語覚える方法

【癇癪が減る?!対策シリーズ④】さらにひどくなった癇癪と暴力。なんでも癇癪につながるのは、感情の種類がわかっていないから?

あらいくまたんです。

 

 

癇癪のひどかった小3鉄くんが、少し楽になるまでにやってきたことをまとめています。

 

■こちらの記事の続きです■


 

分からない問題も、✖で直さなきゃいけない問題も、全て怒りに変わる

 
机に向かうことが苦手だった鉄くんが、松江塾で2時間の自学をやり始めたけど、反動で癇癪がよけいひどくなっていました。
 
もともと、学校についていけるかもあやしかったレベルなのです。
 
あらいくまたんがかなり時間をかけて、学校でやるより前に家でくり返し学校では勉強ができる方だと、鉄くん自身が思えていたのでした。
 
あそこまで手をかけなかったら、間違いなく学校の勉強がわからない状態だったでしょう。それは避けられて、大成功
 
でも、松江塾にはものすごく自分よりできる子がいっぱいいる!という事実がショックでもあり、自分もそうなりたい!という葛藤も多分にあるようでした。
 
勉強でわからない問題があると、頭の中が「わからない!!」で埋め尽くされて、パニックになり、思考停止
そこにひと言何か話しかけられると、もう抑えられずに癇癪をおこす。
 

勉強で直しがあると、「せっかくやったのに、間違っている!!」という感情が、全て怒りに変換される状態でした。

 

先を行く松江塾についていけなくなった日

そんなある日、松江塾でかけ算の筆算の授業がありました。
学校なら、スモールステップで
①1桁×1桁をやって
 
②2桁×1桁の繰り上がりなしをやって
 
③2桁×1桁の繰り上がりありをやって
 
④2桁×2桁がやっと出てくる
 

という流れですよね。

しかもそれぞれの過程で宿題にドリルがあって定着してから次へ

 

でもね、まだ学校で1桁×1桁の筆算も出てくる前に、

松江塾ではいきなり 

①2桁×2桁繰り上がりあり

 

②さらに3桁×2桁繰り上がりあり

がでてきちゃったんですよ。

 

これには頭をかかえました。

鉄くん当然の拒絶反応です。

 

■かけ算の筆算をあきらめた話■

 

松江塾、レベル高いんで、できちゃう子もいっぱいいるんですよ。

 

これはいまだに、松江塾のやり方に不満を持っていますよ。

真島先生、ここ、なんとかなりませんか?

すっごい躓きポイントだと思います!!!

 

最近では面積を習ってないうちに、体積がでてきちゃいました。

 

納豆英文法はスモールステップなのに、どうして低学年の算数がスモールステップじゃないの?!

 

松江塾は、『漢字とか計算の定着は家庭で』という主義です。

 

塾に任せていれば大丈夫ではなく、できないこと、定着に練習が必要なものは、各家庭で親がやらせるしかありませんので、そこは覚悟が必要です。

 

 

 

限界と転機が訪れ、新たな闘い

 
なお悪いことに、あらいくまたんの転職後、今までより勉強のフォローにかけられる時間が減っていました。
 
鉄くんが一人で過ごす時間も増えて、一人でも頑張っていた松江塾の自学も、できなくなりました。
コロナ感染、喘息悪化、家庭崩壊、登校拒否と続き、暴力もひどくなり、もう限界で仕事を辞めました。
 
■仕事を辞めた話■
 
仕事を辞めたことで、鉄くんの不機嫌の8割は解消し、だいぶ正常化したものの、今度は「うっせー!」との闘いが始まりました。
 
■うっせー!との闘いシリーズ■
 
 

低学年でペナテスト導入

松江塾は一瞬でシステムが変わります。
 
それまで低学年では「おぼえているかなテスト」とか、「プチっとランキングテスト」が行われていました。
 
でも、いつ何のテストがあるのかは知らされないので、テストに向けた勉強というのはしていませんでした。
 
直しがキライで、きっちり直るまで取り組めないことも多かったので、満点を取るのは難しかったです。
 
ある日、くみ先生が授業に来なくなるかわりに、

全ての授業を真島先生が行い、その授業にでてきたものを翌週にテストする「ペナテスト」を始める

 

授業内容を翌週までに完璧にすればできる問題だから、合格は満点のみ

と言い渡されました。

 
 
小4からは、合格するまで追試があるからペナルティーのペナテスト。
低学年は追試はやらないけど、満点のみ合格というのは同じでした。
 
また鉄くんの癇癪が増えるかな~と暗澹たる気持ちだったのです。
でも、
●授業プリント、8枚プリントを完璧になるまで繰り返せば満点が取れる
 
満点を取りたいから翌週までに必ず『直し』に取り組む

 という意識が、鉄くんの中で初めて芽生えました!!!

これには驚きました。

 
一週間でやることが明確になり、自学の時間に前の週の授業プリントと8枚プリントを完璧になるまで繰り返すことが、当たり前にできるようになりました。 
 

松江塾でついてきた語彙力とスピード

音読や3語短文は苦労しながらも続けていました。

 

結果、少しずつ語彙力ネットの網が細かくなってきて、言葉を吸収できるようになってきた感覚があります。

普段の生活でも、通じないことが減ってきました。

 

また、ペナテストのおかげで、間違えた問題の直しにも取り組めるようになってきました。

 

松江塾での頑張りが、少しずつ実を結び始めていました。

 

実は8枚プリントは入塾当初から今まで、最後まで終わったことがなかったのですが、少しずつ時間内にやれる量が増えてきていました。

 

 そして、とうとうこの日がやってきました。

 

■初めて時間内に8枚プリントが終わった!■
 
 

映画が苦手で、必ずパニックになっていたのと、癇癪の原因は一緒かも?

 
鉄くん、幼児期から、尋常じゃないほど映画が苦手でした。
数年かけて、少しずつ苦手を克服してきたのでした。
 
■映画苦手の克服の記事はこちら■
 
感情に種類があること、それをひとつひとつ言語化して教えて、それぞれの対処法を教えることで、少しずつパニックが軽減していったのでした。
 
生活での癇癪も、勉強での癇癪も、これまた感情の種類と対処方法がわからないから、一律に泣く、怒り狂う、という行動になっていたのかも。
 

癇癪が完全になくなりはしないけど、だいぶ楽になった

 

まだ、癇癪はなくなってはいません

 

勉強でわからないと怒り出すし、直しもキライなのは一緒。

でも直しをやらなければいけない、という意識は完全につきました。

 

暴力はほとんどなくなったけど、当たらない寸前で目の前で腕を振り回し、怒りをあらわにする行動は、まだあります。

 

でも、一時期より、だいぶ楽になりました。

 

松江塾のおかげ、だけではないけれど、松江塾をやっていなければ、ここまでの改善はなかったと思います。

 

もうすぐ小4。

いよいよ納豆英語とAKR先生の算数が始まります。

 

我が家はもし小4から始めたとしたら、絶対についていけなかったと断言できます。

1年頑張ってきた今なら、頑張れるかもしれない、という希望が持てています。

 

 

鉄くんはピヨ子と同じ道に進むのはたぶん無理。

地元の公立中で、トップを目指す、松江塾の王道の道で頑張ってくれることを期待します。

 

 

癇癪が減る?!対策シリーズはこれでおわりです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。