あらいくまたんです。
癇癪のひどかった小3鉄くんが、少し楽になるまでにやってきたことをまとめています。
30分座っていられなかった子が2時間の自学に挑戦
授業を終えた鉄くん、「松江塾やりたい!!」
「松江塾は、今の授業だけじゃないよ。
週2回、自分で2時間のお勉強をやる『自学』があるよ。今まで30分座っていられなかったけど、できるの?」
「うん!やる!」
ではやってもらいましょう。
しかし、自学の時間に何をやるかは、塾からは何も指示がない。
親が全てを準備しないといけない。
これがなかなかにハード。
今まで取り組んできたパズル系のドリルをやったり、計算のプリントを大量印刷したり。
今までこんなにたくさんのことを1日でやったことがないので、こちらの準備も大変。
反動で癇癪爆発
30分座っていられなかった子が、50分勉強、10分休憩、50分勉強。
信じられないことに、やりました。
でも、相当なストレスがかかったもよう。
しばらく、日常生活全てにおいて、癇癪が爆発して、手が付けられない状態になりました。
「明らかにキャパオーバー。辞めよう。」と何度も提案しました。
でも「松江塾、辞める」のワードが出る度に、さらにひどい癇癪が出るようになってしまいました。
真島先生に相談
真島先生に現状を相談すると、
「最初は勉強体力もないので、難しいと思います。
全部が勉強である必要はありません。本やマンガを読む時間も、勉強のくくりに入れて大丈夫です。」
なるほど、2時間も勉強なんて、最初からできるわけない。
プリントの量を減らして、「これが終わったら本読んでいいよ。」
電車関係の本なら大人用雑誌でも読みこなすけど、まとまった量の本は読めない子でした。
初めて一気読みしたこのシリーズをもう一度差し出すと、喜んでまた読みました。
コロボックルシリーズ『誰も知らない小さな国』佐藤さとる著
『誰もが知ってる小さな国』有川浩著
そして、こちらも
ゲラゲラ笑いながら一気に読みました。
こうして、2時間机に向かう、という習慣は少しずつ育っていきました。
自学内容の見直し。小3より下の学年のプリントをゲット。
でも、授業をやるたびに学年相応よりちょびっと上のレベル感の新しい単元がでてくるし、語彙も足りなくて8枚プリントに出てくるオノマトペなど、お手上げ。
これはこのまま小3のクラスにいても、みんなについていける日はこない、と感じたので、小1、小2クラスにも入れてもらい、その全てのプリントを使い、自学に組み込むことにしました。
松江塾は上の学年や下の学年を同時受講することができ、追加料金なしでこういうアレンジができます。素晴らしい仕組みです。
授業にも参加しようとすればできますが、そこまで時間もとれないので、プリントだけでも十分参考になりました。
毎週授業があるたびに、小1、小2のプリントが手に入ります。
それをやる自学の日が1日。
パズル系のドリルをやる自学の日が1日。
というふうに組み合わせると、リズムもつかめてきて、プリント準備にも悩まなくてよくなりました。
語彙力がなさすぎる。自主的に始めた3語短文
8枚プリントに、さらっとでてくるオノマトペや慣用句。
こんなにもできないのかと頭をかかえました。
真島先生が3語短文を授業でやらせた記事を読み、自主的に3語短文を始めました。
でも、やるたびにイライラMAXで大変な取り組みでした。
くみ先生オススメの算数ラボ
癇癪について相談した際、くみ先生からオススメの教材を教えていただきました。
お勉強色の薄い、思考力を育てる良問が揃っています。
くみ先生の問題!といって喜んで取り組みましたが、後半になってくるとできない問題が増えてきて、これでも癇癪をおこすようになりました。
直しがキライ
小1小2のプリントでも、全部〇になることはあまりなく、プリントをやるたびに今度は直しが大量発生。
そして鉄くん、『直し』が大嫌い。
すぐに癇癪をおこし、手が付けられなくなります。
このシリーズ、書きかけでシリーズがおわらないままもっと深刻な事態に突入したので、続きが書けていません。
三語短文が毎日シリーズとして組み込まれる
これまで、自主的に取り組んでいた3語短文が、松江塾の毎日シリーズに組み込まれることになりました。
毎日これで消耗していた我が家では、『まわりがやらないうちにやっているから追いつけるようになる』つもりでした。
だから、できる子もみんな始めてしまったら、いよいよ追いつけなくなる、と悲しくなってしまいました。
でも、意外にもこの変化が、鉄くんの急成長につながったのです。
続きます