あらいくまたんです。
再び苦戦していた3語短文
先日、3語短文にまた苦戦しているという記事を書きました。
このあとも、バトルは続いていたのです。
定期的に鉄くんがブログを読みたがるので、この記事を読ませると、ちょっと自分のことを反省したようでした!!
そしてそのタイミングで
真島先生にスタンプとコメントをもらえた3語短文がありました。
真島先生にシュールでいいと褒めてもらえた
〈ユーモア、クオリティー、三流〉
これ、冬休み中に図書館で全巻借りて読んだYAWARAがなければ、鉄くんには作れなかった文章です。
そしてそれがなければ、〈三流〉の使い方はわからなかったでしょう。
粘って考えぬける日も出てきた!
真島先生にも認めてもらえて、ちょっとやる気がアップした鉄くん。
翌日のお題は
〈コントロール、チャンス、メモ〉
最初に作った文は
ちょっと伝わりにくいな~。
そして字数オーバー。
涙目になった鉄くんでしたが、
🐻「まずはこれをどんな状況か、もっと詳しくしてみよう。」
🚆「そんなことしたらもっと字数増えちゃうじゃん!!」
🐻「それでもいいから、やってみよう。」
🐻「『メモしている時に』は『メモし』にできるんじゃない?
『コントロールできなくなった電車』って他に言い方あるんじゃない?
『コントロールできるチャンス』も、他に言い方あるんじゃない?」
🚆「あ!!!『コントロール不能な車両』!
ふっきゅうのチャンス!漢字教えて!」
🐻「できたね!!!」
キラキラした目を見ることができました。
今まで、とにかく字数を削る事しか考えていなかったのですが、
字数を削る前に、一度さらに言葉を増やして詳しくしてから、言い換えられる言葉を探す。
というアプローチがうまくいきました。
3語短文の効果
真島先生からのこちらのお題ですが
鉄くんはそもそも、30分座っていることも難しい子でした。
「わからない!」という問題は、そもそも最初の問題文そのものを読めていませんでした。
だから、「まずはここを声に出して読んで。」と言うのですが、「お母さんが読んで!」と絶対に自分から読みませんでした。
松江塾に入ってからの毎日音読を1年間。
3語短文が始まってから約半年。
最近は
2時間の自学、文句を言わずに座ってプリントをこなしています。
あれほど頑なに拒否していた直しにも、文句はいいながらもちゃんと取り組むようになりました。
今では、あの長いエルの物語を、自分だけの力で楽しんで読みます。
以前なら「わかんない!」と言っていたレベルより、はるかに難しいエルの問題を必死に考えて、10人以内には正解にたどり着けるようになりました。
まだ癇癪はあるけれど、少し落ち着いたら、目を見て話をすることが、少しずつできるようになってきました。
もともと保育園や学校では誰よりも姿勢よく、イイ子で過ごしていたので、体のブレに関してはそんなに変化を感じません。
でも、
2時間座って自学ができる。
癇癪のあとでも目を合わせて話ができる。
これだけでも、ものすごい変化だと思います。
まだまだ、毎日の3語短文を楽しんでできるようにはなっていません。
でも、たまには粘っていい文章を作ることもできる。
これを続けていけば、これからも語彙力ネットの目が細かくなって、じわじわと成長を続けてくれると期待できます。
鉄くんもそれが自分でわかってきたのでしょう。
3語短文はやらないという選択肢はない、ということだけは、浸透しています。
もうすぐ新小4としての松江塾がスタートします。
不安だらけですが、鉄くんもやる気になっているので、楽しんで頑張ってほしいです。