中2小4 松江塾ママブロガー あらいくまたんの笑門来福【初代公認】

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【癇癪が減る?!対策シリーズ①】机に向かうことのハードルをさげる。学校でやるより先にできるようになるまで繰り返し取り組む。

あらいくまたんです。

 

我が家の小3鉄くんは幼児期から癇癪がひどく、苦労してきました。

試行錯誤でいろんなことをしてきて、最近やっと、少し楽になってきたかも、と思えるようになりました。

まだ、算数の新しい単元などが出てくると拒否が強く、癇癪もまだ100%なくなったわけではないですが、少し楽になってくるまでの間に、何に取り組んできたかを、まとめてみました。

 

思ったより長くなったので、何回かに分けて書きます。

 

赤ちゃん期のベビーサイン

姉のピヨ子(現在中1)はベビーサインを使いこなし、2歳前から文章でスラスラ話をする子で、字を覚えて本を読めるようになるのも速い、育てやすい子でした。

 

しかし鉄くんはベビーサインを教えようとしても、そもそもこちらを見てくれなかったので、覚えられるわけもなく諦めました。

 

■ベビーサインについての記事■

 

字を覚えるのも遅い

ピヨ子は大量の読み聞かせで字は自然に覚えました。

鉄くんは読み聞かせしてもすぐに飽きてしまう子だったので、一向に字が読めるようになりません。

なんとかしなくてはと、電車好きを利用してやっと覚えたのでした。

 

■電車好きな子のひらがな習得について■

 

そして電車関連の本なら、大人向けの雑誌でも、どんどん読むようになっていきました。

 

早期英語も不可能

姉のピヨ子は早期英語がうまくはまりました。

その後松江塾で納豆英文法も学び、中1で英検準一級を取得しました。

 

鉄くんは同じ環境で育てても、一向にひびかなかったので、英語なんかやってる場合じゃない、日本語が大事、と早期英語は早々に諦めました。

 

■中1で英検準一級について■
 

話しても通じない

ピヨ子には通用した「話して聞かせればわかる」という育児が、鉄くんには通用しませんでした。
 
何をしてほしいのか、うまく言葉にできなくて、伝わらなくて癇癪をおこす。
こちらが伝えたいことが、うまく理解できなくて、癇癪をおこす。
 
 
なにか悪いことをして注意し、癇癪をおこして泣き出すと、泣き疲れて眠ってしまうまで、1時間でも2時間でも泣き止まない
 
起きた時には、何を注意されたのかも覚えていない
トライアンドエラーで学んでいくこともままならない。
 
どうすればいいのかわからない、手探りの子育てでした。
 
もちろん、100%通じないわけではないので、穏やかに笑って過ごせる時間もあります。
電車は大好きだし、カプラも得意だし、プラレールやカプラなら集中して1時間でも2時間でも遊んでいられます。
 
■カプラについて■
 
保育園では、まわりのお友達よりも理解力に劣る、ということはなかったのです。
 
そして、外では別人の超イイ子で、癇癪をおこすのは家の中だけでした。
 
だから、保育園の先生にも、学校や学童の先生にも、家での惨状を話すと「まさかあの鉄くんが??みんなのお手本になるくらいイイ子ですよ。」
と言われ、あらいくまたんの家族だけが、家の中でだけ、理不尽に鉄くんの癇癪とつきあってきました。
 
 
 

小学校の勉強でも苦労しそう

このままだと、学校の勉強にも苦労しそうだと感じ、意識して机に向かう時間をとっていましたが、30分も座っているのは難しい子でした。
 
■机に向かうことのハードルをさげる■
 
普通のやり方では無理、短い時間でギュギュっと集中できるようなもの、と本屋で片っ端からドリルなどとにらめっこしました。
 

ひらがなを書く練習

 
ひらがなを書くのは本に直接ホワイトボードマーカーでかきこむ絵本を使いました。
えんぴつで紙に書くよりハードルが低いです。
 

 
この絵本は、動物がいっぱい出てきて、それぞれが何をしているかが文章になっていて、そのページで習う字を多く使った文章になっています。
 
それを指さしてもらったり、だれが何をしているのかを鉄くんに説明してもらったりする練習にも使えました。
 
ひらがなを覚えたあとはカタカナの練習にも使えるように、カタカナを本に直接油性ペンで書き込んで、また使いました。
 

算数の導入

算数は、ピヨ子がそろばんと筆算で大混乱して大変だった過去があるので、そろばんを習わせるのはやめておきました。
学校で習うやり方で、慎重にやりました。
 
■ピヨ子のそろばんと筆算で大混乱した話はこちら■
 
 
まずは百玉そろばんで数になれるところから、2とび、4とび、3とび、5とび、10とびの練習と、10の合成をピヨ子の小1の授業参観の時に学校の先生がやっていたやり方で教えました。
 
 
 
 
繰り上がり繰り下がりのない足し算引き算は、ちびむすドリルのプリントを印刷して1日1枚だけ。
最初は時間かかるけど、毎日同じものを1枚、を続けていくと、だんだんできるようにはなりました。
 
 
 
さらに、10の合成や繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算をこのドリルで。
(姉が躓いたときに買ったドリルでした)
 
 
 
とにかく時間がかかるので、全く同じプリントを大量コピーしました。
やるのは1日1枚だけ。
最初は10の合成だけ、足すと10になる数を書いていくだけ。
 
書いてある目標時間の2倍遅いくらいでできるようになるまで、次には進まない
気の遠くなるような日数、くり返しました。
 
 

時間さえかければ、できるようになる!

 
でも、人の10倍?30倍?100倍?くらい繰り返せば、最初は出来る気がしないようなことも、できるようにはなるらしいことがわかりました。
 
 
 
後に松江塾と出会います。
 
夫婦ラジオで久美先生が、
 
「漢字や算数は、時間さえかければどんな子でも誰でもできるようになる。
できるようになるまでやればいいだけ。
できない子は親ができるようになるまでやらせなかっただけ。
親の責任でやらせなきゃダメ。」
 
と言っていて、
 
「本当にその通り。鉄くんでもできるようになったよ。私が親じゃなかったら、多分できるようにならなかったよ。」と思って嬉しくなりました。
 
 
つづきます