あらいくまたんです。
中2ピヨ子の学校の授業参観に行ってきました。
この学校、授業参観は年に1回のみ。
昨年はピヨ子のクラスだけを見ましたが、国語と数学の授業がなく、みられなかったんです。
昨年見たのは理科、社会、音楽、総合、英語。
今年は、社会、英語、家庭科、家庭科、数学。
。。。。。。
なんなの、このバランスの悪さは?!
私、昨年も今年も学年主任の国語の先生が大好きで、その授業を見たかったんですよ。
この先生、演劇をやってきた人で、なんと今でも独り舞台に立つこともあるそう。
高校の演劇部の顧問もやっていて、保護者対象のいろんな説明もとても話が上手で面白い。
昨年は入学後最初の学年集会で、新入生全員の前で外郎売の暗誦を披露してくれたんですってよ??!!
鉄くんの音読にピヨ子が過剰反応しておりました。
ピヨ子のクラスだけを見ると、また国語が見られないので、隣のクラスの1限を参観しました。
国語は毎回最初の3分間はブックスピーチ。
それも見たかったので、遅刻しないようにバッチリ5分前に到着。
無事に最初っから見られました。
ブックスピーチで紹介された本はこちら。
題名に惹かれて読んだ子が、この本についての紹介と感じたこと、上手にスピーチしてくれました。
そして、死にがいは、結局生きがいと表裏一体だよね、というような締めを。
1分間の質問タイム、ポンポン手が上がり、鋭い質問が次々と。
沈黙で潰れる時間がないのはスゴイなあ。
このブックスピーチのあと、それを受けて国語の先生が、死と生について語ってくれました。
「君たちの若さで、死を見つめる機会ってそんなにない。
でも本を読むと、そういうことも疑似体験できる。
どんどんそういう世界に触れて、考えて欲しい。」
他にも深い話を。
誰が何の本を紹介するかなんて、当日その場で初めてわかるわけで、どんな話題がきても、きっとその場で毎回深い話をしてくれるんだろうなぁ。
この授業をほぼ毎日受けられるピヨ子が羨ましい。
そのあと、通常授業に入りました。
教科書の解説ページの音読、先生が端から当てていくイメージですが、この学校、「誰か呼んでくれます?」に当然のように3~4人手が上がる。
そして皆、初見の文章を上手にスラスラ読む。
中1の時のフレッシュな感じはもう全くなく、心も体も成長しているんだなあ、としみじみ思いました。
続きます。