あらいくまたんです。
東大の本郷キャンパス、弥生キャンパスで行われている東大五月祭に行ってきました~。
昨年の秋には駒場祭に行ってきたのでした。
今回も鉄くんは留守番で、ピヨ子と二人で行ってきました。
駒場祭は、通りという通りにすべてびっしり模擬店がひしめいていて、どこに移動するにも人、人、人。
とにかく人混みに疲れたんです。
駒場祭と五月祭
本郷キャンパスは、駒場キャンパスよりコンパクトで、模擬店の数も少なくて歩きやすく、木がたくさんあって日陰が多いので気持ち良かった。
弥生キャンパスの方にはあまり行かなかったのもあり、移動に疲れることはなく、なにより模擬店がない通りがたくさんあるので、歩きやすくて快適でした。
天気予報29℃と急に暑くなる予報だったので心配でしたが、ピヨ子がまた模擬裁判を観たいというので、2時間強は安田講堂に缶詰。
他も屋内のものばかり見て回ったので、体力消耗は最小限で済みました。
模擬裁判
開場に間に合えば大丈夫だろうと、開場時間ぴったりに着くように他を見てから向かったのですが、ものすごい行列が伸びていて、仰天。
もしや、入れない?立ち見?と心配したけれど、安田講堂、すごい広さで、全然余裕で座れました。
あんまり事前知識なく安田講堂に入ってびっくり。
すごい格調高いホールなんですね✨
テンション上がりました~。
安田講堂に入れただけでも、すごい価値がある気がしました。
今回の模擬裁判のテーマは、虐待の連鎖。
虐待児が家出をし、新宿で援助交際を経て妊娠、出産するも、内縁の夫が子に食事を与えないと決め、子と自分に虐待。
子が3歳で低栄養で死亡。その保護責任者遺棄の責任能力、情状酌量を争う。
10:50~13:00で、ピッタリに終わりました。
私は普段の睡眠不足もあり、かなり睡眠学習で聞いていたのですが、ピヨ子は配られた証拠資料にも真剣に目を通し、しっかり最後まで聞いていました。
長いので、観客の10分の1くらいは、弁護側、検察側の合間にぞろぞろと出ていき、また新たに入ってくる。
でもピヨ子、最初から最後まで集中していましたよ。
終わって、
🐻模擬裁判好きだね、法律に興味出てきた?
と聞くと、
🐥裁判自体は面白いと思うけど、自分が弁護士や検察、裁判官になりたいとは思わない。
ていうか、裁判の言い回し、一文が長すぎて気持ち悪い。もっと切ればいいのに!
確かに長いしわかりにくい。あれって、わかりやすく切ったらだめなの?
今回のテーマ、ちょうど何回も真島先生が新宿の怖さとか、落ちるところまで落ちた人の話とかをしてくれていて、ピヨ子にどうやって伝えようか、と思っていたところ、ドンピシャな内容でした。
そして、駒場祭の時より、皆の隙がなく、特に被告人役の女性の演技が、上手すぎ。
ドラマを見ているような感覚でした。
東大研究最前線
駒場祭でとても面白かったので、今回も模擬裁判のあとすぐにチラシをゲットしに行き、演目を見てみたいものがあればそれを優先で動こう、となりました。
すると、ちょうど次の演目が興味深い題名。
『骨が語る、縄文時代の殺人事件』
時間があれば、ゆっくり昼食、の予定でしたが、とりあえず持ってきたオニギリとパンをかきこんで、入りました。
紫のサラサラヘアーに独特の衣装で、目を奪われていると、声を聴いて、トランスジェンダーの方なのね、と納得。
話もとても面白かったです。
出土した遺骨の頭蓋骨に開いた穴の形、周りのヒビの入り方から、
・どんなものが刺さったのか?
・傷ができたのは生前か、死亡前後か、発掘時か?
・戦争?喧嘩?遺体損壊?
こんな情報を紐解いていくんです。
ちょうど先週の授業参観の社会で、縄文と弥生の違いをやったばかり。
それもあって、2倍楽しめました。
つづきます。