あらいくまたんです。
先週末、東大の駒場祭に
ピヨ子と二人で
行ってきました。
この記事
もっと早く書けば良かったんですが
きっと気づいた時には
終わっていた人が
多かったかな?
真島先生のゴーマジ砲の力を
お借りしたので
少しは早くお届けできたかも?
学園祭情報は9月にいろいろ
チェックしたのですが
ピヨ子が英検準備と
学校の課題に追われ
毎週末出掛けられる状態にならず
やっと行けたのが
東大駒場祭でした。
本当はピヨ子と鉄くんと
3人でいきたかったのですが
鉄くんの小学校が土曜日にバザーで
登校日となり
ピヨ子は日曜日ピアノがあるし
で
鉄くんは来年までお預け
となりました。
事前に駒場祭のサイトとか
アプリとか見て
イメージはしていたものの
ちゃんとした計画を
たてていなかったので
体験系は
整理券をゲットできる時間に
うまく動けず。
行き当たりばったりで入った
模擬裁判が
予想を遥かに越えた
2時間半かかる
本格的なもので
でも結果的に
混んでるキャンパス内を
あてもなく歩きまわることなく
ディープな世界に
どっぷりはまってきました。
東大の
法と社会と人権ゼミの模擬裁判は
今回で30回目になるそうで
今回はヤングケアラーの話。
母の死後認知症を発症した父親
の面倒を一人で見ていた
22歳の青年が被告。
父親が電車に轢かれて死亡し
監督責任を問われて
鉄道会社から
損害賠償請求。
示談に応じなかったため裁判に。
当然ですが
皆さん迫真の演技。
それぞれの主張に
説得力があり
丁寧にひとつひとつ掘り下げていく
証人尋問は圧巻でした。
ピヨ子が
真剣に聞き入っている姿が印象的でした。
判決は
観客の投票で決まり
登録すれば判決文が
送られてくるとのことだったので
最後の判決文が出る前の休憩時間に
退出してきました。
実はあらいくまたん
理系学部しかない大学でしたが
法学ゼミが模擬裁判を毎年やっていて
テレビ放映もされて
話題になっていたので
結構本格的な模擬裁判は
これが二度目でした。
医療系学部ばかりの大学だけに
テーマは嘱託殺人(安楽死)。
それはそれは重いテーマで
医療の在り方や人の尊厳など
本当に深く考えさせられる
時間でした。
今回ピヨ子がどう感じたのかは
わかりませんが
途中何回かあった休憩に
「どうする?終わりにして出る?」
と聞いても
「いや、見る」
との返答だったので
何か思うところがあったのでしょう。
模擬店で腹ごなししたあとは
東大CASTによる
サイエンスミュージアムへ。
鉄くんが一緒ならこちらをメインに
サイエンスショーや工作教室に
参加するまわり方にする予定でした。
予想通りすごい人、人、人。
でもそれでも回転よく手際よく
次のブースへまわしていく
とてもわかりやすいブース発表を
遠目に見て
発表内容より
その発表を円滑にするための
下準備の周到さに
感心して見ました。
すいている朝イチで見るのが正解
なんだと思います。
そして
『東大研究最前線』へ。
ついていけないような
難しい話を覚悟していましたが
素人にもわかりやすく
魅力あふれるトークで
ひきこまれました。
ピヨ子が好きそうだなぁと
期待していた講演が
『動物の群れの気持ちを考える
ー生態学と物理学からー』
期待どおりで
水族館のイワシの群れの
進行方向についての話が
物理学の数式になってしまう?!
質疑応答では
「渋谷のスクランブル交差点での
人波を見ても『群れ』と認識
するのですか?」
という問いに
興奮気味に
「もちろんです!!
デタラメに歩いているように見えても
無意識に自分の行きたい方向に
歩く人の後ろについて歩くという
法則があるんです。」
と目をキラキラさせながら答えてくれ
頭良い人が
自分のやりたいことを
存分に研究できて
それを自信満々に披露する姿が
とてもカッコ良かったです。
昼間には
ダブルダッチも見たし
帰りがけに
パフォーマンス書道も見られ
事前準備不足な割には
なかなかうまくまわれて充実した
1日となりました。
最終日には
Zoomの生配信で
前日見逃した講演も見られ
ピヨ子は果敢にチャットで質問に挑戦し
「それはいい着眼点ですね」
などと褒めてもらって答えてもらえて
大満足でした。
ついていけない難しい話もあり
難しいけどとてもわかりやすく
為になる話もあり
『研究』という世界に
ピヨ子を触れさせることができて
本当に良かったです。
来年はまた
違う大学の学園祭も
まわれたらいいなぁ。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
長々と失礼しました。