あらいくまたんです。
《^=・(⊥)・=^》
夏休み明けに勃発した、姉弟の攻防。
■こちらの記事のつづきです■
もちろん、この出来事の前から、
小競り合いはずっとありました。
でもたいてい、間に親が入るので、
直接対決でここまでこじれたのは
この時が初めて、かな。
鉄くんの状態
夏休み前から、勉強に身が入らない鉄くん。
それでも、ゼロにするわけにはいかないので、毎日少しでも机に向かう習慣は継続。
朝その日にやることを約束して、これをやったらゲーム何分、という取り決めで、かろうじてやっていました。
それも、あらいくまたんが仕事で家にいない時間帯はほぼ何もやらず、帰ってきてから一緒になんとかやる。
でも、ゲームのためだけに、嫌々やってるのが駄々洩れで。
この問題に対してゲーム5分じゃあやる気にならない!的な感じで苦手なのはどんどん後回し。
松江塾用のタブレットをおいておくと、ずーーーーーーっとそれのお絵描き機能とか、LINE VOOMとかで遊んじゃうので、時間制限つけたりアプリ制限かけたりいろいろしたけど、結論として松江塾の時間以外はタブレットを隠す、に落ち着きました。
ゲームは、やった勉強量に対する報酬的な感じで、母が家にいるときだけ、できる。
父がいる時のみ、1日15分、父のスマホでYouTubeが見られる。
ピヨ子の状態
対するピヨ子。
学校の課題に追われ、毎日机には向かうものの、常にずっと音楽を聞くためのヘッドホンをつけっぱなし。
スマホはアプリ制限もサファリのページ毎許可機能もうまく働き、最低限の連絡にしか使えない。
タブレットが厄介で、母が必死に設定して、時間制限で使えなくなるはずのYouTubeを、どうやってるのか謎だけど何故か制限なく見ている様子。
昨年はそれが原因で、タブレットとりあげたのをきっかけに貝になって口をきかなくなったり、家出したりと、前期末テスト前の貴重な3連休2回分を棒に振ったのでした。
何度も話し合いをして、音楽を聞くのはMP3プレイヤーだけにして、欲しい曲はどんどん追加するから言うように。
その代わりにYouTubeでずっと音楽聞くのは辞めるように取り決めたけど、数日でまた新曲が聞きたいから、とYouTubeで聞き始める。
部屋にスマホもタブレットも持ち込まない約束だけは守っている。
とにかくそこだけは死守して、部屋で音楽聞きたいならMP3プレイヤーだけ、どうしてもYouTubeで音楽聞きたいならリビングで目の前でだけ許可したら、勉強をリビングでずっとやり、ずっとYouTubeで音楽聞きながら、たまに休憩と称してがっつりYouTubeを見る。
YouTubeを無制限で見られる状況、休憩と言うたびにYoutubeを無制限で見る状態に、歯止めがかけられずにおりました。
YouTube見始めるたびに、母が「タイマーかけたのか?」と聞いて、渋々タイマーをかける。
タイマーがなってもシャキっとは切り替わらないけど、そのうちやめてまた勉強は始める、というなんとも生ぬるい状態が続いていました。
そもそも、本気で集中するときは音楽は聞かないでやって欲しいけど、そこに口を出すと全てをやらない、という態度に出る。
音楽さえ聞けていれば、聞きながら一応はやっているから、もうそれ以上の管理はできませんでした。
鉄くんの不満
夏休み、自分はYouTubeもゲームもやること終わらないとできないのに、お姉はサボっててもできる。
(それでも何にもやらない鉄くんよりは勉強しているんだけどね)
たまに鉄くんが珍しく自分から勉強をしようとしている時に、お姉が休憩でYouTubeみながら「クスッ」と笑っているのを聞くと、全てのやる気が失せる。
鉄くんに勉強しろというなら、お姉のYouTubeをやめさせろ、そうじゃないなら同じだけ鉄くんにもYouTubeが見られるようにしろ。
というのが、ずっとたまった鉄くんの言い分。
鉄くんへの親の想い
ピヨ子は小学生時代はこんなふうにタブレットも使わせていないし、スマホも持っていないし、何より鉄くんの10倍は自分から勉強できていた。
そして、基礎学力はついていて、Z会とか、自分で進められていたし、受検期の頑張りは鉄くんも見ていたとおり。
そして、中高一貫校に入ったから、このまま遊びほうけたとしても、地元のトップ公立高校に進学できることが既に決まっている。
鉄くんは、必死に親が働きかけないと自分からやれなくて、しかも基礎学力がついていなくて、放っておいたら学校の勉強にもついていけなくなる。
前は、鉄くんは本当にいつか学校についていけなくなると思っていたよ。
でも、いろいろ苦手な鉄くんでも、足し算も、引き算も、掛け算も、割り算も、人の何十倍もやれば、人並みに出来るようになることがわかったんだ。
だから、学校でやるより前に家でできるようにして、学校で出てきたときは「わかる!」っていう状態で授業が聞けるように、やってきたんだよ。
今のピヨ子のYouTube無制限状態は、親も許可していない。取り上げると家出など、褒められる状態ではないが、ここは育て方を間違えたらしい。
親も困っている状態。
鉄くんの不満はよくわかる。
だからといって、まだ柔らかい小学生の鉄くんの脳を、YouTubeやLINEVOOMなんかに、溶かされるわけにはいかない。
とにかく小学生の間は、鉄くんがゲームや動画を見る時間制限は死守する。
それが無理だというのなら、我が家の子でいることを拒否して、自由にさせてくれるばあばの家の子にでもなって下さい。
鉄くんは、好きなだけ動画が見られて、無制限に何時間でもゲームができて、勉強はまったくしなくていい、そんな環境で生きていきたい?
それなら、そう決めて、松江塾は辞めましょう。
どちらを選びたい?
こういう内容を、ピヨ子もいる前で、繰り返し繰り返し、鉄くんに伝えてきました。
鉄くん、この話をすると、神妙に話を聞いて涙を一筋流して、納得するのです。
この話の度にピヨ子も近くで無言で話を聞いていて、涙をツーっと一筋流すけれど、何もコメントせず、翌日から普段通りの振る舞いにもどっていく。
そんな状況でした。
つづきます。