あらいくまたんです。 《^=・(⊥)・=^》
小4鉄くんが小さいころから極度の映画苦手で苦労してきて、克服してから1年たちました。
■こちらのシリーズの続きです■
映画を観るのが楽しみになった小4夏
小4の夏休みには、「何か映画観に行く?」に対し、まだ何の映画を観るかも決まっていない段階から、「行く!楽しみ!」という発言が出たのです。
観に行った映画は『ブルーピリオド』。
そして観たあとに、「もう一度観たい」と言ったのでした。
■ブルーピリオド■
冬休みに観る映画は?
冬休み、『モアナと伝説の海2』は観に行きたいと、鉄くんもピヨ子も言っていたので、単純にそれを観に行くつもりでした。
きゅるきゅるれさんのこの記事で、『はたらく細胞』も気になり始めました。
■きゅるきゅるれさんの記事■
ピヨ子に話すと、ピヨ子の友だちも「泣いたらしいよ」と。
これは観たいよね。
さて、冬休みに2日間にわけて映画を観る日を作るのは、何となく時間がもったいないと思いました。
試しに、
🐻元旦の映画安い日に、『モアナと伝説の海2』と『はたらく細胞』の2本観るっていうのはどう?
🦭『はたらく細胞』の初回観て、お昼食べて、『モアナと伝説の海2』観るなら、時間的にはちょうどいいね。
🐥いいんじゃない?
🚆別にいいけど。
え、鉄くんがいいって言ってるよ?!
🐻じゃあそうしよう!
まずは1本目『はたらく細胞』で大号泣
予想通り、大号泣しました。
でも、『ブルーピリオド』の時はまだ、感情が揺さぶられたときは隣の母の手をギューっと握りしめていないといられなかったんです。
でも!
今回の『はたらく細胞』では、一度も母の手に手をのばすことはありませんでした。
鉄くんが、ただ静かに、感動して涙を流している。
母は、映画以上に、その鉄くんの成長に涙が出ました。。。。
終わってから
🚆いい映画だった。すごく感動した。
🐻うんうん。そうだね。鉄くん初めて、お母さんの手を握らなくても、一人で静かに泣きながら映画を観られたね。
🚆うん。大丈夫だった。
2本目『モアナと伝説の海2』は初めて涙なしに映画を観た
フードコートでランチを食べて落ち着いた後、2本目。
『モアナと伝説の海1』を観た時は、それはもう母の手をギューしながら、パニック寸前でなんとか騒がずにそこにいた、という状態でした。
でも、今回は、大笑いはしていましたが、一度も泣かず。
戦闘シーンでも、全く動揺せずにハラハラドキドキ感を楽しんでいました。
前は、ドラえもんでさえ、敵に追いかけられたり、ピンチになると、家で「やめて!!止めてぇ!!!!!」とパニックになって大変だったんです。
ここまで成長したんです。
母は感無量です。
映画は楽しみながら、鉄くんが泣かずにハラハラシーンを観るという壁を乗り越えたことに、本気で感動しました。
🚆生まれて初めて、映画を観て涙を流さなかったよ。
🐻本当だね。ハラハラしたシーンも、大丈夫だったね!!
ただし、精神的に疲れ果てた
映画のあと、まっすぐ歩くのも大変なくらい、精神的に疲れた鉄くん。
でかけたついでに、ユニクロやGAPで鉄くんのトレーナー、ピヨ子の服を買い足し。
この頃には疲労がピークに達して、超絶不機嫌に。
歩き回るのは不可能で、店の一角に座って、終わるのを待っていました。
車に乗ると、即寝ました。
頑張ったもんね。
理不尽な不機嫌が止まらない
家に帰ってから、
🐻夕飯だよ
と呼べば
🚆まだお腹空いてない
だの、
🐻映画どうだった?
と聞けば
🚆良かったっていってるじゃん!
🐻前パニックになってた時のこと覚えてる?
🚆知らないよ!!!
🐻そんなに怒らないでよ・・・
三語短文やっていると
🚆もうこれ以上何も考えられない!!
と超絶不機嫌爆発。
食べた後の食器下げる、薬吸入ハミガキの流れも
グダグダ。
だんだんこちらもイライラしてきます。
🐻今日はさ、映画を2本も観て、しかも手をつながないでもパニックにならずに観られて、とってもとっても頑張ったよね。
すごいことだよ。今までの鉄くんからは考えられないよ!
本当は、もっともっと褒めたいんだよ。
でも鉄くんがずっと不機嫌だから、そろそろ鉄くんに話しかけるの、つらくなってきたよ。
「疲れちゃったから今日はこれ以上無理」
とか
「もっと褒めて欲しい!」
とか、自分のそのままの気持ちを、素直に言ってみたら?
疲れているからって、理不尽にイライラボールを人に投げつけていたら、こっちはニコニコしていられなくなるし、褒めるタイミングもなくなっちゃうよ。
🚆わかった・・・。
今日はもうこれ以上何も考えられない。
寝るね。
ホメホメギューしてくれる?
🐻うん。
気力を使い果たした後の不機嫌への対処
今日の鉄くんを見ていて、
鉄くんは確かに映画を楽しんで見られるようにはなった。
でも、
普通の人の何倍も、そこでエネルギー消費が激しい。
だから
その後、話をしたり、いつも通り生活をすすめることに
支障がでるほど、疲れてしまう。
これって、普段、家で勉強する時にも、同じことが言えるのでは?
こちらが思っている以上に、計算をする、漢字を書く、問題を解くことそのものに、エネルギー消費が激しいのでは?
もちろん、その状態でも、不機嫌を人にぶつけるのではない、疲れを不機嫌に変えずに処理する練習が必要。
それって、映画でパニックになっていた感情の処理の、応用バージョンでは?
それは、映画苦手を克服したのに比べれば、少ない労力で改善できることでは?
そう考えたら、鉄くんの不機嫌に対応するこちらの気持ちにも変化がでるのでは?
ちょっとヒントになったような気がする。
頑張ってみよう。