あらいくまたんです
この続きです
①
②
③
④
⑤
1ヶ月以上できていなかった
お友達との放課後の外遊びを
鉄くんの発狂後
「もうやだ！死ぬ！」
からの
初めて自分の気持ちを
分かりやすく伝えてきた
長い長い独白
からの
「何で生きてなきゃいけないの？」
に答えた翌日のことです
鉄くんがやっと学校に行き始めてから
学校から帰って
宿題をささっと終わらせて
明日の準備まで終わらせたら
1ヶ月以上できていなかった
お友達との放課後の外遊びに
行くようになりました
でも
まだ体力が完全に戻っていないので
○走り回らないこと
○長くて30分
○翌朝に疲れを残すようなら即刻中止
という約束で
本人が「15分だけ」「今日は30分」
と決めて出発し
たいてい約束の2倍くらいの時間が
たってから
「今帰ってるとこだから」
という電話が入って
さらに5分以上たってから戻ってくる
という状態でしたが
いい顔してるし
翌朝に疲れためてないし
時間を気にしている意志は感じるし
特に注意はせず様子を見ていました
そしてある日
30分の約束が1時間後に電話があり
さらに30分してから帰宅
その第一声が
「遅くなっちゃったけど
帰ろうとしたら友達が怪我して
その手当てとかしてたから
遅くなっちゃった」
との堂々発言。
「それが本当なのか
あらいくまたんには
判断できる材料がないけど
鉄くんの電話の使い方が
間違っている。
いつも約束の時間をかなり過ぎてから
今帰ってると電話があるけど
それじゃあ意味ない。
約束の時間に
すぐに帰れない理由を伝えるための
電話だし
今から帰ると伝えたあと
さらに30分遅くなるようなことが
起こっているのに
それを伝えることをせず
帰ってから報告するんじゃ
電話を持っている意味がないよ。
それでそのけがをした友達は
どこに住んでいる子で
どんな状態で
どんな手当てをしたから
遅くなったの？」
「嘘じゃないよ。本当だよ。
○○マンションの子。
自転車にぶつかって
血は出なかったけど
赤くなってはれた。
その子が学校に行って
冷やしてもらうというから
付き合っていた。」
「電話があるならまずはその子の親に
連絡した方がいいし、そうしていたら
学校は家と反対方向なんだから
学校に行くより早く家に帰った方がいいと
言われる可能性が高いよ。
さらに
鉄くんの家の近くで遊んでいて
あらいくまたんが家にいるのを
わかっていて
電話ももっているんだから
まずはあらいくまたんに状況を説明して
何なら家から冷やすものを
持っていくなり
あらいくまたんが直接手当てするなり
した方が
遥かに早いよね？
電話の使い方を考えなおして下さい。
そして当たり前のように
毎回約束の時間を守らないで
その時間を過ぎてから
連絡してくるのは
鉄くんの信用を
毎回落としているんだよ。
どうせ約束守らないから
許可しないってことに
なっていくよ？」
完全に本当だとは思われていないことに
不満はありそうだったが
最後まで聞いて
しぶしぶ頷いた
「わかった。ごめんなさい。」
今書いていて気づいた
この話を
途中で「うっせー！」と
遮らずに
最後まで素直に聞けたこと自体が
スゴイことだった。
確かにこちらが
怒りをあらわにしたり
感情的にはならず
伝えることができたけど
以前なら
こういう話は
最後まで聞けない
発狂案件だった。
それともやっぱり
その友達の怪我の話は
作り話で
鉄くん自身に
罪悪感があったから
最後まで素直に聞けただけなのか
今となっては
わからないが、、、。
続きます
