中2小4 松江塾ママブロガー あらいくまたんの笑門来福【初代公認】

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【映画苦手の克服③】『牧場の少女カトリ』の何がパニックの原因だったのか。感情の種類と振舞い方を教える。

あらいくまたんです。

 

 

■こちらの記事の続きです■

 

牧場の少女カトリの何が怖かったのか?

 

映画でパニックになるのを克服すべく、まずは怖くないアニメとしてハウス名作劇場の「牧場の少女カトリ」を見はじめ、12分後にパニックになった鉄くん。当時5歳。

 

 

とりあえずテレビを停止、抱っこして泣き止むのを待ち、確認してみました。

 

🐻「どこが嫌だった?お母さんが遠くに行っちゃうところ?」

🚆「うん…」

🐻「でも、そこ最初にちょっとだけだったし、そのあとは怖いのなかったよね?」

🚆「あった!!」

 

何回も大号泣で中断するも、母親と別れるシーンで、馬車で行く母をカトリが追いかけて走り、つまづいて転ぶという部分が嫌だったことをつかみました。

 

 

 

怖いのか不安なのか悲しいのか

 

🐻「お母さんと別れるのは悲しいよね。

でも、怖いのとは違うよ。

別れるのが不安だったり、悲しかったりするんだよね。

 

追いかけて転んじゃうのは、ああいう別れのシーンでは必ず使われるんだけど、転ばなくても、行っちゃうのは同じなんだよ。

 

トトロも、お母さん入院して家にいないし、帰って来る予定がのびて、不安になったメイちゃんが迷子になっちゃうけど、最後は元気になって帰ってくるよね?

 

それがわかってるから、最初は泣いてたけど、今は見られるようになったんだよね?

 

今のお話も、最初にナレーションで、『奇跡的にお母さんに会える』って言ってたよ?

 

だから、「頑張れ〜」って応援しながらみてみようよ。

 

ドラえもんも、敵に追いかけられるのが焦って怖くて途中で他の部屋に行っても、怖いの終われば戻って最後まで見られたよね?

 

見終わったら、あの時のび太君がこう言ってたとかって、お話してくれるよね?

 

それでも、見ない方が良かった?

見てよかったんだよね?

 

じゃあ、これも最後までも見たら、きっとそう思えるよ?

 

この前発達センター行ったのは、これを相談するためだったんだよ。

 

保育園の同じクラスの他の子は、たぶん皆映画館にも行けるし、怖いのあっても最後は楽しくなるって知ってるから、泣き叫ばないで最後まで見られるんだ。」

 

この話の途中、🚆鉄くんは何度も大号泣しながら、少しずつ落ち着いてきました。

 

しかし、また見始めることにはいつまでも納得しない。

 

続きを見ながらそれがどんな感情でどう振舞えばいいのかを教える

 

🐻「じゃあ、見られたら何かご褒美あげるならどう?」→🚆却下

 

🐻「ずーっとお母さんとギューして見るのは?」→🚆却下

 

🐻「前半があと30分で終わるから、今日はそこまで見て、後半は別の日にみるのは?」→🚆少し気持ちが動いた?

 

🐻「じゃあ、何か先に楽しいことして、そのあと30分だけ見るのは?」

→🚆「じゃあピタゴラスイッチ見る」

 

 

やった!交渉成立。

 

ピタゴラスイッチのあと、ギューとしながら、続きをみることに成功!

 

しかも、牛が崖から落ちてしまうピンチを切り抜けたり、泥棒に犬が毒殺されそうになったり、今までなら十分パニックになっていた場面で、「頑張れ〜」と応援しながら落ちついて見られました!

 

 

終わってから、

🚆「ワンちゃんあの毒入りのお肉食べないですごかったね」

🚆「見て良かった」

🚆「後半も今度見る」

🚆「こわいのも今度挑戦してみる」

 

予想を大きく上回る乗り越えっぷり!

 

まだ次回どうなるかわからないけど、

 

・ちゃんと予告して心の準備をしてから

・何があってもそばにいてあげて

・どういう気持ちで見ていればいいのか教えてあげれば

 

頑張れるのかも、という感触をつかみます。

 

感情に種類があることと感情の処理の仕方を分かっていなかった

 

そもそも、気持ちが大きく動いたその場面で、鉄くんには自分に何が起こっているのか理解できずに、

「不安」も「恐怖」も「焦り」も「残念さ」も「感動」も、

何もかもが未知の得体のしれない「おそろしいもの」

という状態だったのではないかと気づきました。

 

 

ここを言語化してあげたうえで、その気持ちをどう変換して振る舞えば、自分がパニックにならずに見ていられるかを教える必要があったのです。

 

POINT

●見通しを示してあげる

●そばにいて気持ちを言語化してあげる

●不安になったときにどういう振る舞いをすればいいのか教えてあげる

 
れが大事みたい。
また一段、階段を登れたような気がしました。
 
 
続きます
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