あらいくまたんです。
公立の中高一貫校に通う中1ピヨ子についてです。
松江塾という塾にオンライン生として参加しています。
公立中高一貫校生の課題の多さに辟易
日々学校の課題に追われ、文松江塾の授業をBGMに学校の課題をやっている状況が続いていました。
冬休みに入り少しは他のこともできるかと思いきや、冬休みの課題も多すぎて、状況は変わらないか、むしろ悪化していました。
松江塾の毎日シリーズがこなせない
松江塾は授業とは別に、塾長から毎日、英作文5問と英単語3語、それに日本語で書かれた3単語を使って25字以内で文章を作る3語短文の課題が送られてきます。
それは毎日シリーズと呼ばれ、その毎日シリーズの全てが授業でのペナテストの範囲となり、満点のみが合格、というシステムになっています。
学校の課題に追われても、たとえ毎日できなくても、ためてしまってあとからまとめてやることはあっても、毎日シリーズをやりきることはできていました。
でも、自分からというよりは、あらいくまたんの声かけでどうにかやっている状態でした。
ペナテストまでに終わっていないので、ペナテストで初見で英作文や3語短文を解き、それでも満点だったり、ケアレスミスで1~2問落としたり。
英検準一級保持者として、一応の結果は出してはいるものの、薄皮一枚を積み重ねる松江塾生としては失格。
それでも、全くやらないよりは百倍いい。
松江塾の授業をBGMにしてしまうから、100%目で見て授業に参加できなくても、後日改めて動画を見返す時間もない。
それなら、BGMにしても、聞かないよりはマシ。
そう思って、目をつぶってきました。
突然の「もうやりたくない。」宣言
ある日、毎日シリーズ3日間できていなくて声をかけると、「もうやりたくない。」と言われました。
「優先順位が低いものを先にやれ、と言われるのがもう無理。最優先は学校の課題。これ以上はできない。」
あらいくまたんが完全放置すれば良かったのか?
いや、完全放置していたらただやらなかっただけです。
現に11月にそういう期間がありました。
何日かにわけて、真剣に話し合いました。
親の思い
松江塾を見つけてきたのはあらいくまたんです。
おうち英語で英検2級まで取っていたピヨ子でしたが、英文法はまだ弱く、もし合格したら会話中心で文法をちゃんとやらない学校と言われていたので、どこかでしっかり文法をやらせたいと探していたのです。
中学受検の二次試験が終わった翌日から、合格発表の前から、松江塾の追いつき動画(小6の3月~2月の動画を全部見る)で勉強をスタートしました。
受検勉強に使っていた時間をそっくり追いつきに使ったので、スムーズに進み、1ヶ月で追いつき終了。
3月に体験し、そのまま入塾しました。
納豆英文法で楽しく順調に文法にも自信がついて、11月に英検準一級に合格。
納豆英文法と英作文の強みがしっかりと結果を出しました。
あらいくまたんの思いは
英語力を完成させてほしい
●中1で英検準一級をとった、それはすごいこと。
●この英語力を本物まで磨き上げてほしい。
●松江塾を続けることで、英作文に何の不安もない状態になれる、これ以上の教材はない。
高校生になる前に自学力を獲得してほしい
●今も忙しいが、高校はもっと忙しい。
●行事も部活も今とは比べものにならないほど時間をとられる。
●教科も増えて、課題も増える。
●今の精一杯+αを繰り返すことでできることの量がふえていく。
●松江塾でしっかり自学力が身に着けば、そういうスケジュール管理もできるようになる。
普通の公立中学生の感覚を知ってほしい
●中学受検を経験していない子達が、松江塾でどんどん賢くなっていく様子を感じてほしい。
●あなたの学校にも、今の学年の3倍の人数が高校から入学してくる。その子達は、松江塾でトップ層にいるレベル感の子達。
●100点とれる問題では必ず100点をとる、そのために必要な努力を知ってほしい。高校から入学してくる子はそういう子達。
(最高点が70点、50点で合格する難問と闘う中学受検を経験したため、難問は解けるが基本問題でケアレスミスを多発していたので。)
●高校受験のないあなたが、高校受験に向けて頑張っている子と共に学ぶことで中だるみすることなく、その期間もコツコツの継続を続けてほしい。
松江塾の授業以外で得られる小石も拾ってほしい
●作家をめざすあなたにとって三語短文の威力は相当なもの。
●勉強だけでなく、真島先生、齋藤先生の話そのものに小石がたくさん。こんな話が毎日聞ける松江塾の貴重さに気づいてほしい。
子の思い
対するピヨ子の主張は
自分のやりたい事をやる時間がない。
●学校、部活、塾だけで日常が終わってしまう。
●本も読みたい、友だちとも遊びたいけど時間がない。
学校の課題だけで精一杯だし、それだけで十分。
●学校の課題は自分からやっている。松江塾やっていたら学校の課題が終わらない。
●優先順位は学校が一番。松江塾はその次だけど、学校の課題おわってなくても松江塾の毎日シリーズをやれ、と言われるのがもう無理。
●両方中途半端になるより、学校の課題を完璧にやりたい。
●別に成績が悪いわけじゃない。
決められたことをやるのはもういい。やる事は自分で決めたい。
●英語はもう自分でやれる。
●今は作家になりたいとは思っていない。
●大学に行くかもわからない。
●必要だと思うことに時間を使いたい。
親のエゴか?
ピヨ子の主張もごもっとも。
あらいくまたんは松江塾に未練たらたら。
松江塾で授業を受けられる機会はピヨ子にはあと2年しかない。
高校部には授業なく、そこからは完全自学の世界。
親はそこを目指していたつもりでしたが、ピヨ子はそこを目指していませんでした。
もう一つ残念なことが、松江塾生として中学3年間を過ごすと、無料で高校部に所属でき、『数学リニア』を受けられるのに、その機会を逃すこと。
「確かに理系はもう進度もレベルも合っていないし、続けるのにも無理があるかも。
でも文系単科だけでも、何とか続けない?」
ムスっとしたピヨ子が
「もう面倒だからそれでいいよ。」
でもきっと続けても、ずっと授業をBGMにしていく状況は変わらないでしょう。
ああ、これは親のエゴでしかないな。と反省。
真島先生には、「辞める」のワードが出たら、秒で辞めるように前から言われていました。
もう他に方法はないのか、真島先生に相談することにしました。
続きます。