あらいくまたんです。
《^=・(⊥)・=^》
■こちらの記事のつづきです■
実質的には業務スーパー一軒に見に行っただけで、他にいろんなアプローチの提案をしてみたけど、ピヨ子は難色を示していました。
諦めたピヨ子
振り替え休日の月曜日。
さて、鶏ハツを手に入れることはできるのでしょうか?
もともと仕事の日でしたが、鉄くんにいろいろあってあらいくまたんは仕事を休み、家で過ごすこととなったのでした
もともといない予定だったので、なるべく口を出さずに様子をみることにしました。
一人を満喫する予定だったピヨ子は不満気。
前夜にお店の候補の電話リストを渡されたピヨ子でしたが、一向に電話する気配なく。
ピヨ子的には、『自分の役割は終わった。皆が手に入らなければそれは仕方ないから休み明けに先生に相談すればよい。』という考えのようでした。
つまらんなぁ。。。
班で最後の一人のからの報告
日曜日にピヨ子の班で一人だけお店をまわった報告がなかった男子。
月曜日午後に、初めて連絡が入りました。
👦🏻「豚ハツならあった。鶏はなかった。」
調べると、豚の心臓を人間に移植した例が2件あるほど、人の心臓に近い構造。
🐥「何もないよりは、豚ハツあった方がいいんじゃ?」
と返信してみたものの、もうその店は離れた様子。
しばらくして、
👦🏻「鶏ハツあった!!どのくらい買う?100円/100g」
と写真とともにメッセージが!
🐥「他の班にもわけてあげられるように、10個くらいがいいんじゃない。」
👦🏻「10個買った。150円だった。」
🐥「やっすい!」
🐥「どこで手に入れたの?」
👦🏻「新大久保に家族で遊びにきてて、たまたま肉屋に入ったらあった。」
🐻(わーお。新大久保と言えば韓国、コリアンタウン。
韓国料理と肉屋。鶏ハツ。なるほどね。
たまたま遊びに来てて?
ここにならあると睨んでわざわざ行ったんじゃないの~?)
ピヨ子は何の社会勉強もしないまま、他の子のおかげで解剖できることになったわけです。
予習はYouTubeの動画
事前学習は家で動画を見て手順を確認すること。
解剖前に手順の動画をみておくように、とお達しがあり、家でこれを見ていきました。
ニワトリ心臓の解剖1
ニワトリ心臓の解剖2
あらいくまたんも一緒に見ました。
せいぜい縦に切って4室に分かれていることの観察や、右心室と左心室の壁の厚さの違いを比べる、くらいかなーと予想していたので、中学生でここまでやるのねー、と感心。
薬学部での薬理学実習
あらいくまたんは薬学部で、薬理学の実習は2週間かけてみっちりやりました。
学生実習でやるのは、以下の内容でした。
●マウス、ラット、カエルの解剖
●ウシガエルの心臓を生きたまま心電図につないで薬剤の効果を学ぶ
●ラットの小腸の収縮で薬剤の効果を学ぶ
●トノサマガエルの腹直筋の収縮で薬剤の効果を学ぶ
●マウスを使って薬剤の投与方法を練習。
(腹部皮下注、背部皮下注、腹腔内注射、ゾンデを使って経口投与)
●ストレスマウスと胃酸を抑える薬の効果
今も同じことやってるかは、知らないけど。
さらに、大学院で薬理学専攻だったので、この学生実習の手伝いで2年間ガッツリこの実習を学生にやらせる側で繰り返し。
さらに、以下の業務が当番制でありました。
●遺伝子組み換えマウスの世話(年間を通して)
●実習期間中のみラット、カエルの世話
こうやって書くと、なるほど、普通はこんなことやらないか、と新たな気づきがありました。
解剖当日
クラスラインでは鶏ハツを手に入れた情報はあがってこなかったのですが。
解剖当日、結局全ての班が鶏ハツを持ってきていたそうです。
詳しいそれぞれの入手経路はピヨ子は把握していないみたい。
でも、中にはピヨ子も車で連れて行けば行ける範囲のスーパーで手に入れた子もいたらしい。
みんなやるじゃん。
これは子供の行動力なのか、親の導きなのか、気になるところです。
そして、それぞれが他の班が手に入れられなかった時のことを考えて、10個程度持ってきたみたい。
結果、かなりあまることとなり、本当は1日で終わる予定の解剖が、翌日もやることに決まったそう。
つづくのかな?