中2小4 松江塾ママブロガー あらいくまたんの笑門来福【初代公認】

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【ピヨ子のイラスト】学習旅行の表紙のデザインに応募。なかなかセンスあるんじゃないかな。

あらいくまたんです。

 

 

先日は鉄くんが運動会の徒競走の等賞しおりのデザインに挑戦しました。

 

■鉄くんのしおりデザインについての記事■

 

ピヨ子も、京都奈良に行く旅行のしおりデザインに挑戦。

 

4時間くらいかかって、完成しました。

 

 

 

普通に考えると、旅行先の風景とか人物を描きそうですが、ピヨ子はしおりデザインを描いている状態を描いていて、なかなか斬新なデザインに仕上がってます。

 

影とか描くようになっているところにも驚き。

 

勝手に成長するんですね。

 

 

ピヨ子も小学生時代に、運動会のしおりデザインも挑戦していました。

 

ある年、とても上手に描けたので、これは採用されるだろうな、と思ったのに、採用されない、ということがありました。

 

でも、採用されたデザインを見ると、「これが通って、ピヨ子のは通らないの?不思議~」という印象。

 

数日後、本棚の片づけをしていたら、ピヨ子のデザイン画がでてきて、「そもそも提出を忘れていた!」ということが判明したのでした。

 

 

 

そういうこと、ピヨ子はめちゃめちゃ多いんですよ。

 

今回のこの力作、少なくとも提出するのを忘れないよう、しっかりしてよ、ピヨ子。

 

 

【もしも魔法を使えたら】中高一貫校生が小5で書いた作文

あらいくまたんです。

 

 

中高一貫校に通うピヨ子は、作文が得意です。

 

小5、小6、中1の夏にそれぞれ書いた小説が

小さなコンテストで入賞しています。

 

ピヨ子が小5でかいた作文をデジタル母子手帳として残すことにしました。

 

今回は~もしも魔法を使えたら~という題材です。

 

 

~もしも魔法を使えたら~

 

 

 ごきげんよう。私は魔法使い。一人前ですの。今回は自作の魔法、「素直な魔法」のうでだめしをさせていただきますわ。お見のがしなく!

 

 「素直な魔法」はその名の通り、誰でも素直になれますの。5年2組の、素直に「ごめんなさい」が言えない男の子に、ためしてみようかしら。

 

 シャラララリンリン、リン!

 

 あら、休み時間になりましたわ。ドッジボールをしていますわね。男の子、ボールに当たったのに外野に行っていませんわ。女の子が注意している様子。あら、男の子があやまって、素直に外野に行きましたわ。みなさん目をまん丸にしていますわね。うふふ、こんなに反応があるとは、思ってもみませんでしたわ!

 

 みなさん、しっかり見てくださいました? 今回も大成功でしたわね。これから達人レベルに昇給かしら。それでは、また会える日まで!

 

 

■中1で書いた3語短文を詩にアレンジ■

 

 

【わがはいはアリである】中高一貫校生が小5で書いた作文

あらいくまたんです。

 

 

 

中高一貫校に通うピヨ子が、小5で書いた作文を記録しています。

 

今回のお題は~わがはいはアリである~です。

 

 

わがはいはアリである

 

 わしゃアリである。働きアリの中でもゆうしゅうと言われておる。毎日エサをさがすわけじゃが、最近は地面があすふぁるとというものでとそうされてしまっての、年寄りにはそのおうとつが少しこたえるわい。

 

 歩いているうちに、工事現場が見え出した。そこには無用と考えて引き返そうとしたのじゃが、どうもいもむしのようなにおいがただよってくるのじゃ。若者たちに好物を持ち帰ってやろうと思って、その家の周りの足場を登り始めた。登れば登るほど、そのにおいは近づいてきた。

 

 わしは、金属でできた、大きなつぼを見つけた。どうもそこにいもむしが入っているらしい。登って中を見てみたが、そこには液が入っていたのじゃ!

 

 巣にもどって、若者にたずねてみた。どうやらそれはペンキというもので、さわると中にひきこまれてしまうらしい。わしゃ、もう人里には近寄らんぞ!

 

 

■中1で書いた小説はこちら■

 

 

【グルメレポート】なめこ汁の紹介~中高一貫校生が小5で書いた作文~

あらいくまたんです。

 

 

公立中高一貫校に通うピヨ子は

小学校低学年では、読書感想文一つ書くのも書けなくて大騒ぎで大変だったのです。

 

(いつかその頃のことを書くつもりです。)

 

小5の時、Z会の作文コースをやり、毎月の課題を仕上げると、

毎回なかなか読み手をうならせる作品を書くようになりました。

 

何より、その課題を仕上げるのに、親の私の出番はなく、

一人で黙々と取り組み、仕上げられるようになっていたことに驚きました。

 

その作文を、デジタル母子手帳として残しておこうと思います。

 

 

なめこ汁の紹介~グルメレポーターになろう~

 

 熱々の汁になめこの入った、なめこ汁をしょうかいします。

 

 熱々の汁がなめこ、みそ、だしの三つの食材の香りを引き出し、湯気がその香りを運んできて、食欲が増しますね。

 

 口に入れると、なめこの甘さとみその塩からさが混ざり合って、木の葉が色とりどりにそまったさわやかな秋を思わせます。

 

 なめこをかむと、かさの部分のプルンとした感じと、くきの部分のシャキシャキとした感じが混ざり合って、とてもぜつみょうな舌ざわりが楽しめます。

 

 なめこ汁は、みその量を変えると、またちがう風味が楽しめます。

 

 みなさんも、自分のこだわりのみその量で楽しんでください。

 

 

 

■優秀作品として掲載された詩はこちら■

 

 

 

【3語短文を詩にアレンジ】中高一貫校生が書く詩

 

あらいくまたんです。

 

 

 

松江塾を退塾した中1ピヨ子ですが

 

小3鉄くんが行きづまっている昨日の3語短文のお題、

全学年分を使って詩を作れない?

と無茶ぶりしてみたところ、作ってくれました。

 

 

なかなか素敵なので、公開します。

 

 

お題はこれです

小1 ちっぽけな はず 山

小2 つややかな はず 国

小3 つぶらな はず 詩

小4 でたらめな はず 愛

小5 なげやりな はず 液

小6 ぞんざいな はず 姿

中学 必然 はず 地団駄

 

 

 

君はきっと

君は行くはず

ちっぽけな 君が登った

大きな山の てっぺんに

 

君は書くはず

日記の中に そのとき出会った

つぶらな瞳の 少女の詩(うた)を

 

 

 

 

君は知るはず

つややかな髪の 女王が治めた

平和な国の 伝説を

 

君は聴くはず

でたらめな 言葉と共に

歌った彼女の 哀しい愛を

 

 

 

 

君は読むはず

液晶の上に 映った言葉が

描く なげやりな 男の心を

 

君は見るはず

ぞんざいな彼が はじめて人を

助けたときの 後ろ姿を

 

 

 

 

君はするはず

お花の刺繍を 必然的に

地団駄ふんだ 娘のために

 

 

 

 

 

■小5で書いた詩はこちら■
 
■中1で書いた小説はこちら■
 
 
本来、3語を使って25字以内で短文を作るお題なのですが、全学年分で塾長が遊んでいるのを感じ、ピヨ子なら何か作ってくれるんじゃないかと。
 
なかなかの出来ではないでしょうか。
 
 
 

小3鉄くんは

 
小1~小3のお題に毎日とりくんでいる鉄くん。
 
最初に書いたのは

●ちっぽけなはずの山がいつのまにか大きくなった。

 

●つややかなはずの国がいつのまにかこんなことになった。

 

●つぶらなはずの愛が本かくてきになった。

うーーーーーーん。

 

もうちょっと何とかならない?
 
とコネコネして
 

●山の大きさに比べたらちっぽけなはずのこの子がこんなに大きくなった。

 

●つややかなくちびるの人が国によばれたはずなのに。

 

●つぶらなひとみの子を愛していたはずなのに。

まあ、がんばりました。

 

 
 

【ブックトーク②】公立中高一貫校生がオススメする本『未来のサイズ』

あらいくまたんです。

 

 

 

中1ピヨ子の通う公立中高一貫校では、国語の時間に毎回、自分のオススメ本を3分で紹介するブックトークがあります。

 

■入学直後トップバッターでやったブックトークはこちら■

 

 

 

先日またピヨ子のブックトークが終わったようで、また原稿を公開しても良いと言われたので、掲載してみます。

 

 

 

 

『未来のサイズ』ブックトーク

 

「制服は 未来のサイズ 入学の どの子もどの子も 未来着ている」 

今回私が紹介するのは、歌人の俵万智さんの歌集、『未来のサイズ』です。

 

この本は大きく三つの部分に分かれていて、 

Ⅰ 2020年の、主にコロナについて詠んだ短歌 
Ⅱ 2013年〜2016年の、筆者が石垣島で子育てをしていた時の短歌 
Ⅲ 2016年〜2019年の、筆者が宮崎に宮崎に移り住み、息子が学校の寮で生活するようになった時期の短歌 

をそれぞれ集めたものになっています。 
量としてはⅢが一番多いんですが、一昔前のことで共感できる社会問題が少ないこともあり、個人的にはⅠの部分が一番面白く感じました。 
 
この歌集は、短歌が好きではない人にこそ、読んでその魅力がわかるものだと思います。 


短歌と聞いて、言葉が難しくて内容が理解しづらい、堅苦しいものと想像する人も多いと思います。

しかし、俵万智さんの短歌は、まるで普通の文章のようにスラスラと読むことができ、さらにそこにユーモアがある、というのが大きな特徴です。

 

例えば、 
「コンビニの 店員さんの 友達の 上司の息子の 塾の先生」 
こんなに遠い人に会ったよ、ということですね。 


ここに入っている418首の短歌の中で特に好きな32首を厳選してきたんですけど、これはその中でも特に、俵万智さんだからこそ作れた短歌だと思いました。 


他にも、 


「つむじという 語を知らぬ子の 解答の 『おへそを曲げる』 悪くはあらず」

 

とか、 


「昼食の カレーうどんを すすりつつ 『晩メシ何?』と 聞く高校生」

 

など、 
何気ない日常の中でふと思ったことを、ひねりすぎずストレートに言い過ぎずという絶妙な言葉選びで詠まれた短歌がギュッと詰まっているのがこの歌集です。 
 


短歌にあまり興味がない人に勧める理由は他にもあります。 


どんなに素晴らしい短歌でも、人によって共感できるかどうかは違いますよね。

 

私も読んでいて、何が言いたいのかよくわからないなと思うものもいくつかありました。

しかしこの本、最初から最後まで全て読まなければいけないわけではありません。

短歌を見開き1ページに6首ずつ、418首載せただけの歌集です。

 

どんなに短歌が嫌いな人でも、面白いと思うものだけ拾って読み、苦手だと思うものは飛ばしていくことができるんです。

 

これなら、嫌な思いをせず読み続けることができますよね。 
 
何気ない日常の中で見つけた小さな驚きや、しみじみとした気持ちなどを、ユーモアのある言葉で綴ったこの歌集、ぜひ一度手にとって開いてみてください。

 

 

 

この本、装丁が独特ですよね。

白地に黒で文字しか書いていない本、初めて見ました。

 

 

■小5で書いた詩はこちら■

 

 

■中1の夏に書いた小説はこちら■

 

 

 

フラッシュバック第六話【公立中高一貫校生が書く小説】

あらいくまたんです。

 

 

中1ピヨ子の自作小説を公開しています。

 

■第一話はこちら■

 

 

 

フラッシュバック第六話

 二週間が過ぎた。この檻はちょっぴり変だけれど川とほぼ変わりないということと、ニンゲンが僕を殺そうとはしていないということがわかった。サトルというらしいそのニンゲンは僕に特に何の嫌がらせもせず、数日ごとに食べ物を変えるなんてサービスまでしてくれた。おかげで食欲は衰えていない。川にいたころより元気になったくらいだ。青白い光が色も角度も変えずに、今日も同じところから差している。

 意地悪なメダカがいれば優しいメダカがいるように、ニンゲンにも優しい奴がいるんだなというのが、ここに来てからの僕の感想だ。

 

 

 ある朝、いつものようにサトルが食べ物を落としに来たので隠れ家から出て行くと、急にボチャンと大きな音がして、サトルが透明な入れ物を持って手を突っ込んできた。わけがわからず僕は逃げ回ったけれど、油断したときにうっかり入れ物に入ってしまって引き上げられた。狭い水の中で暴れ回ったが出られるはずもなく、僕は何分かそのまま放置された。

「僕、食べられるのかな……。サトルは何してるんだ……?どうにかしてここから出られないかな……」

 色々と考えるうちにサトルは作業を終え、僕をまたプラスチックの中へ戻した。

「なんか……、水、キレイになった……?」

 石に張り付いていたゴミもあらかた消えていた。サトルはまたいつものように食べ物を落として、ドスンドスンと去っていく。

「僕を気遣ってくれたのかな」

 いつもの青白い光が、今日は暖かみのある色に見えた。大きな餌をパクリと頬張って、僕は自然と微笑んだ。

 

 

 一ヶ月が経って、サトルというのは結構面白い奴だということを知った。ずる賢いニンゲンに生まれたくせにドジで、時々勝手に名付けた僕の名前を間違えたりなんかする。食べ物では、魚と野菜が苦手だというのも面白い。まぁ、魚の方は知ったときとても安心してしまったが。

 サトルには僕と重なるところが多くあって、ほんの少しだけ愛着が湧いてきた。優しいニンゲンを知れて良かったと思えた。

 

 

 ある朝、いつもと同じ青白い光で起きたら、体中が鉛のように重くて、僕は水面に浮いたまま動くことができなかった。ここにきて六ヶ月ほど経っただろうか。サトルがやったのではないというのはわかっていた。僕は老いて死ぬんだな、と悟った。

 不思議と、あの川に戻りたいという気持ちはほとんど起きなかった。帰れるなら帰ってから死にたいけれど、サトルと離れたくなかったから。

 サトルが目の前にやって来た。僕はかろうじて目を開けて、ポカンと口を開けたその顔を見ていた。サトルの目から水が大きく盛り上がり、頬を伝っていくのが見えた。僕の目の前が歪んで、開けた口から出た、小さな空気の球がきらりと光ったのを最後に僕は何も見えなくなった。

 あっけなく捕まってしまったリヤル。自分を犠牲に僕を守ってくれたウオン。辛いときに僕の心をそっと支えてくれたハミ。そして、僕の幸せをつくり、ニンゲンならみんな残酷だっていうわけじゃないという大事なことを教えてくれたサトル。

 たくさんの思い出がフラッシュバックして、僕は、僕の長い旅の幕がおりたのを知った。

 またリヤルやウオン、ハミやサトルとどこかでめぐり会いたいなと思った。

 サトルがすすり泣くかすかな音で僕の小さな旅の幕は降りた。

 

 

 これは、小さなメダカの小さな物語。

 

 

 

 

 

■小5で書いた詩はこちら■
 
 
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