あらいくまたんです。
荒れ模様の天気の中、2回目の川越へ松江塾対面授業に行ってきました。
長くなってしまったので、授業レポートはこちらの別記事にしました。
前に空席があったら真島先生が授業をせずに帰ってしまう
前回の授業で、真島先生が
「後ろの席に座る子は頭良くならない。
最前列に座り、目で聞く子はどんどん賢くなっていく。
次回から、前に空席があったら授業しないで帰るから。」
という宣言があり、どうなるのかなーと観察していました。
1時間目は算数で齋藤先生だから関係ないですが、
前に座った男の子たちが、あとからくる子に、
「そこあいてるからそこに座って」などと声掛けしていました。
さらに、最前列より前にも壁にくっつけて机がおいてあり、
この机を動かして先生の両脇に1席ずつ、特等席を作って座る子もいました!
この席についてはあとから来た真島先生が、
「この席に座るってどういうことかわかる?
ここは学年1位2位じゃないと許されない席だよ。
さっき5年生でここに座った子が
ペナテストに空欄があってクビになって
席交代したからね。」
と言うと、そこに座った二人とも
「わかってる」というふうにうなずいていました。
蝸牛さんのとこのまるお君が、この特等席に座っていましたよ~!
すごい自信!!かっこいい!!
算数の授業
全員前に詰めつめで、しかも最前列より前の
特等席にまで座っているのをみた齋藤先生が、
「これには何か理由があるのかな?
先生が動ける範囲が狭いねぇ。」
とぼやいていました。
誰も動かず。授業開始。
百マス足し算。2分切れる子が増えてきました。
鉄くんは最初2分40秒かかっていました。
毎日やるようになって、ギリギリ1分59秒が最高。
まだまだ安定せず、1分15秒かかるときもあります。
この日の授業では2分9秒。
このあとの自習時間では2分をきれたようです。
少し前は、毎日やろうよ、と言っても
やりませんでした。
授業で毎回やるからこそ、
速くなりたいという意識が生まれる。
ありがたいですね。
今日の算数は3桁×3桁の筆算の授業でした。
掛け算の筆算、
去年小3の真島先生の授業で
学校で2桁×1桁もやらないうちに
いきなり3桁×2桁をやり、鉄くんは
完全についていけなくなって
諦めた経験のある単元です。
あの時は荒れ狂う鉄くんをどうすることもできず、
塾の授業中にボイコット。
いったん諦め、その後1~2か月かけて
鉄くんの機嫌が良い日に少しずつやり、
学校で出てくるころには
しっかりできるようになっていましたが
松江塾の容赦ない進め方に正直不満でした。
でもまあ、最終的には乗り越え、
今こうやって3桁×3桁をしっかり
できるようになったことを考えると、
感慨深いです。
齋藤先生は、
「できる子は自分でどんどん解いていいよ。
自身のない子は、一緒にやってみよう。」
と、丁寧にやり方を説明してくださっていました。
やっぱり低学年で初の掛け算筆算は
スモールステップであってほしいなあ、
と今でも思います。
数学のペナテストはめでたく合格!
鉄くん満面の笑みで報告にきました。
国語の授業
国語ペナテストのあと、漢字の読みの抜き打ちテストがありました。
半分は初回の授業で配られ、残り半分は前回の授業で配られて
その時の授業で正しい読み方を確認したもの。
採点のあと、全員起立。
「満点の人座って」
特等席の二人と、前の方の5人くらい着席。
「1問間違いの人、座って」
鉄くんはここで着席。前列3列目くらいまでほぼ着席。
「2問間違いの人、座って」
という具合に、全員座るまで続きました。
見事に、前の方→後ろの方の順で座っていきました。
真島先生のお話
「今回のは、テストするとも言ってなかったプリントをいきなりテストした。
予告されなくても、いつかはやらなきゃいけないじゃん?
それなら、配られて最初に授業で読んだときに、わからない読み方があったら、その場で確認して覚えることが自然にできる子が、こうやって自然に前に座る。
自ら前に座り、目で聞くことができる子は、自分で意識しなくても、授業の全てが勝手に知識となって自分の中にどんどん入ってくる。
後ろの方で、目で聞くこともおろそかになっている子は、授業の内容も半分も入ってこない。
この差が、毎回毎回、積み重なって、ものすごい差となる。
対面の子より、オンラインの子達の方が、成績いい子が多いんだよ。
なんでだと思う?
オンラインの子たちは、全員最前列で授業を聞いているんだ。」
ものすごい説得力でした。
鉄くんの心にはどのくらい響いたのでしょうか?
また、
「今回の漢字一覧の中に、辞書をひいてもそのままの言葉が載っていない単語がひとつ混ざっているよ。どれかわかる?」
たくさんの子が手を挙げたけれど、全然正解が出ません。
ぐるりと一回りして、たった一人正解したのは、特等席のまるお君でしたよ。
正解は『好き』。
辞書に載っているのは『好きだ』という形。
ふだん『好き』という使い方で通っちゃってるけどね。
小3だから詳しい説明は省くけど、特殊な言葉だよ。
日本語って奥が深いですね。
国語のペナテストのワナにはまった鉄くん
今回の国語のペナテストは三語短文1日分のみ。
鉄くんも自信満々だったのですが、まさかのワナがありました。
毎日シリーズは漢字での出題。
鉄くんはこんな文章を作って、バイトさんからも○をもらって安心していました。
しかし、実際のペナテストは、ひらがなでの出題。
「種類」じゃダメじゃん!!!
鉄くんも一瞬悩んだようですが、気にせず
もともと自分が作った文章を書いて出し、
もちろん不合格。
不満たっぷりの顔で報告にきました。
🐻「たしかに、お題にふりがなはないし、作った文章も問題なかったけど、問題が『たね』なのに、『しゅるい』で文を作ったら、それは間違いだよね。
今後またこういうこと出てくると思うから、先生に相談に行こう。」
真島先生に、相談。
毎日シリーズは漢字で、読み方の指定はないこと。
ペナテストはひらがなだから、その読み方で短文を作っていなかったため、対応できなかったこと。
毎日シリーズに読み方指定のためのフリガナをふってもらえないか。
真島先生からは一言、
「授業でやってますから。その読み方で出題してます。」
!!!!
さっき抜き打ちテストやったあの漢字一覧、あそこから出題している!
授業で読み方確認しているから、フリガナの必要なし。
言われてみれば、初回授業で三語短文はここから出すって確かに言っていた気がする!
母もチェックが甘かった!反省。
家に帰ってから、作り直しました。
他にも、こういうワナにはまった人、いるんじゃないかな~?
授業で確認した読み方でつくれば大丈夫ですよ~。
英語の授業
ペナテストはアルファベット『A』と『B』のみ!
でも、うとぅくてぃく書くのは至難の業!
テスト始まる前に、オンラインの子が
「僕たちはまだ手が赤ちゃんだから、全員が不合格ってこともあり得るんですよね?」
と質問してきました。
真島先生笑いながら
そうだね。今「僕たち」って全員を巻き込んだよね(笑)
テストの採点するのも松江っ子だった大学生だから、採点基準は厳しいよ。
小3の時とは全く違う小4の集中した背中。しびれます。
たくさんたくさん練習してきた鉄くん。
が、ここにもワナが!
普段練習しているノート罫線より、
テストで書く罫線の幅がかなり広い!
合計8分時間があり、何度も何度も書き直した鉄くん。
考えすぎて最後はわからなくなっちゃったみたい。
『A』は✕、『B』は〇でした。
これまで小4でのペナテストは全合できただけに、
せっかくの対面授業で3教科中2教科不合格にガックリ。
またすぐにでも来たい鉄くんのやる気
でも、対面授業はとても刺激になったようで、
早速帰り道に「また来る!!」とやる気満々でした。
「道も覚えたし、一人でも来れるよ!」と鉄くん。
まあ確かに、鉄なので電車は任せても心配ないし、
道も大丈夫だとは思うけれど。
さすがに片道2時間半を、
小学4年生に一人で往復させるわけには・・・ねえ。
まあ、どんなに早くても、次に対面に来るのは
夏休みだよ。
次の英語ペナテストに向けて練習のやり方を変える
ABには2時間使ったけれど、Ⅽ~Gまでは1時間で進み、
次回のペナテストはA~Gまで。
しかも今日はABのみのテストに8分くれたけど、
次回はA~Gまで全部で8分のテスト時間にすると。
次こそ合格目指して素直に練習を始めた鉄くん。
今まで、
ノートに次々消さずに書いて、
うまくかけた字に〇をつける方式
で練習していましたが、それだと次回も
合格は難しそう。
それならば、
毎回8分測りながらA~Gまで
同じ場所に納得の字がかけるまで
何回も消して書き直して仕上げる。
この方式でやってみよう、と提案し、
鉄くんも同意。
最初は8分で書き上げることが難しかったのですが、
だんだん時間内に、結構上手に仕上げることが
できるようになってきました!!
これなら、ABの追試も、A~Gの次回のペナテストも
なんとかなるかもしれない!
頑張れ!!