中2小4 松江塾ママブロガー あらいくまたんの笑門来福【初代公認】

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【暴力との決別チャレンジ②】暴力につながる『怒り』の感情。もともとは『怒り』ではなかったはず。そこにヒントがあるのではないか。

あらいくまたんです。

 

 

 

小4鉄くんの癇癪と暴力には手をやいてきました。

 

■こちらの記事の続きです。■

 

 

今までの暴力への対応

 

意味の分からないポイントで発火し、すぐ暴力につながる。

 

呼びかけも通じず、とにかくひどかった時期の対応は

『トイレにこもって落ち着くのを待つ』

 

少し落ち着いて話も通じるようになってきたこのごろの対応は

『暴力の手前で我慢できていることを褒める』

 

つい最近編み出した対応は

『暴力の勢いを柔道ごっこに変える』

 

数年前に比べれば、だいぶマシになってはきたものの、暴力にいたる思考回路を変えないことには、解決にならない気がしていました。

 

普段は甘えてベタベタしてきて、ひとたび怒りに支配されると危害を加える。

これってDV男がやること。

 

まだ今はこちらの方が力も強く、いざとなれば抑えつけることが可能ですが、もうあと数年で、腕力ではかなわなくなる。

 

このまま暴力がおさまらなければ、確実に誰かがケガをして、いつか取り返しのつかないことが起こるでしょう。

 

(前々職の同僚が、中学生の息子の暴力で、壁に穴が。。。とか、あばらの骨にヒビが、、、とか、悩んでいました。その後、別居、しました。今頃は離婚しているかも。)

 

 

 

そもそもどうして暴力が出るのか?

小さいころの癇癪の原因は『語彙力・理解力のなさ』

自分が伝えたいことが伝わらない。

こちらが伝えていることが理解できない。

 

それはいろんな取り組みにより、かなり意思疎通ができる部分が増えてきています。

 

でも、暴力になるのはそれだけじゃない。

『怒り』の感情がすべての思考回路を停止させる。

 

感情との向き合い方

 

鉄くんは昔から、感情と向き合うことが苦手でした。

 

そのせいで、映画を見ると、心が揺れた瞬間、全ての感情は恐怖に変換されて、パニックになっていました。

■映画苦手の克服■

 

心が揺れるのは、恐怖だけじゃない。

不安、悲しみ、感動、緊張、ハラハラ、ドキドキ、嬉しい

などなど、いろんな感情があることを教えました。

 

感情を言語化し、それぞれの感情とどう向き合えばいいのかを教えていく。

これにより、全てを恐怖とパニックに変換してしまう脳の思考回路を断ち切り、とうとう映画を楽しみに変えることに成功したのでした。

 

暴力につながる思考回路

暴力につながる思考回路ってどんなものか

まだ解決したわけじゃないので、私の考えたことが合っているのかは、未知数です。

 

仮説ですが、

心が揺れた「わからない」「困った」「面倒」「疲れた」「考えたくない」「ストレス」などという負の感情。

 

この全てを一律に『怒り』の感情に変換してしまう思考回路が、暴力につながる。

 

そして、

本人の全てが暴力を望んでいるわけではない。

 

心のどこかで「そうじゃない」と思っている部分がある。

 

その「そうじゃない」という感情までさらに『怒り』の感情に変わり、暴力をしている限り、おさまることのない『怒り』が増幅されて、負のループができあがる。

 

と考えました。

 

 

 

暴力につなげない思考回路を作るには

 

映画克服の時と同じように、心に沸き起こった「わからない」「困った」「面倒」「疲れた」「考えたくない」「ストレス」などという感情を、全て言語化すればいいのでは?

 

それはそれぞれ別の感情で、『怒り』に変換する必要のないもの。

それぞれ別の対処をできるようになれば、『怒り』は生み出されず、暴力にも発展しないのでは?

 

そんなことできるなら苦労しないよ、と思うかもしれない。

でも、できるという根拠がある。

 

 

だって、学校では別人の鉄くん。

家でこんなに荒れていることを、保育園でも、小学校でも、学童でも、面談の度に話してきましたが、皆口をそろえて

「え?まさかあの鉄くんが?ないない!!」

という反応で、たぶん皆、私が話を盛っていると思っていたんじゃないかな。

 

 

 

 

学校では全ての感情が『怒り』に置き換わったりはしていない。

 

学校では別人のイイ子を演じていることで、「ストレス」は常に抱えているのでしょう。

 

でも、それを『怒り』に変換しないで済む術は、既に鉄くんの中にあるはず。

 

家でだけ、しかも、母親である私にだけ、甘えが出て、いつもの制御が働かず、全ての負の感情が『怒り』に変換される。

 

 

暴力にすることで、本当にストレスが発散されていて、他に逃げ道がないなら、無理にやらない方がいいのかもしれない。

 

でも、鉄くんを見ていて、暴力のあとスッキリすることなんてない

 

止められるなら、止めてあげたほうが、お互い得るものが大きいと思われます。

 

 

時間はかかっても、この思考回路を変える練習をすることが、解決につながるのではないか、と考えました。

 

つづきます